走れメロス
「走れメロス」がなんで中学2年の教科書に載るのか分からない。老爺による若者を使ったテロの試みを、王が機転をきかせて阻止しただけでなく、若者の更生もしてしまった話だぞ、これ。よく読めば、王がとんでもない聖人であることまで分かる。国語の教科書…
走れメロスは良くできた仕掛けが満載である。 裏読みのネタには事欠かない。 人を信じられなくなってしまった王 人を信じられなくなったのはいつからか 状況証拠 作品発表時期の意味すること すでに見たが、走れメロスでは王様が本当は最初から良いやつだっ…
メロスが英雄、正義漢とは言えないおかしな人物なのだということは、本当にいろいろなところに記述されている。 単純すぎるメロス 人を殺すイコール悪 時間感覚のおかしいメロス 王の行為を理解していないメロス 自己と他人の区別のつかないメロス 口の割に…
王は確かに身内を殺してきた。しかし殺したのは「その地位を脅かしている可能性のある者」ばかりといえる。 王の行動のストーリー 王よりひどいメロス 先に触れたように王は一般の市民を手に掛けていないことは注目に値する。 本当にとんでもないやつらが、…
私は激怒した。 必ず「走れメロス」が友情を賛美する名作であるという評判を除かなければならぬと決意した。 「走れメロス」・・・・ 未だに売れつづけ教科書にも載るほどの作品なのだろうか。 作者からして怪しい 王の邪智暴虐ぶりの確認 1.自分の身辺の…