日本語と少年サッカー

広く日本語に関わることとサッカーについて

チームメイトの数


チーム内の選手の数で出場機会も変わる

試合に出る単位とでも言えばよいのか、たとえば同じ団体でもAチーム、Bチームと別れれば、試合は別々に出るのでたとえ30人の組織でも、均等に分ければ15人のチームが2つできることになる。15人だと、レギュラーのゴールキーパー 1名と後の7つのポジションを14人で取り合うことになる。単純に2倍の倍率である。

ボーダーラインの子の明暗

しかし、 ことはそんなに単純ではない。コーチの考えによるところは大きいけれど、 14人の中から上手な順にポジションを割り当てて行って、6番目7番目の子は、その子の特徴というより空いているからそのポジションを与えられるということもある。コーチから見れば、試合に出られるならばどこでも良いでしょうということになるか。逆にポジション固定の場合、どんなに上手くても、その子よりうまい子が同じポジションにいたら試合には出られず、自分より明らかにサッカー技術が劣っていても、ポジションが空いているからと試合に出られる子がいるかもしれない。

出られるから良いでしょというチームのボーダーライン

スタメン組が用事があって試合に来れないと、その子のポジションにサブの中では上手い子が使われるとか。そのサブの子は今日はミッド、来週はディフェンスみたいな感じで出場する。少し極端に言ったけれど、スタメンのポジション決定もサブの出場順も、ポジションありきというより、出場可能な選手の中から上手い子の順で出場が確定する。

サブの順位も決まっているので、スタメンのトップが怪我をして交代が必要になった場合で、サブ中では一番上手い子がディフェンダーだったとしても、その子が交代要員になる。
もちろんその子がトップになるわけではなく、試合に出ているキーパーを除く7人でポジションチェンジして対応する。しかし、完全には対応できないので、何人かはいつもと違うポジションとなる。そしてこの場合、交代要員が自分のポジションに入り元々のスタメンの子がポジションチェンジすることもあれば、交代要員が抜けたポジションに入るチームもある。後者は交代要員がユーティリティプレイヤーとして力をつけるという可能性もあるが、そもそもスタメンに入らなかった子であるので、色々中途半端になる可能性もある。

これは要は、15人のチームでキーパーを除いて7番目に入らないとスタメンにはなれず、9番目くらいでないと途中交代要員にもなれないことになる。

ポジション固定のボーダーライン

これも、なかなか悲喜こもごもである。サッカーの技術的には7、8番手に入っていても、ポジションが違いすぎて、9、10番手の子がスタメンになるということだから。しかしこういう考えのチームで、7、8番手が試合に出る方法を考えるのは、なかなか難しい。

いずれにせよボーダーラインの子は不安定

こんなのは、わざわざ書かなくともボーダーラインの子を持つ親は体感して理解している。

自分の子が試合に出るために適切なポジションをもう一度見直すことが、この不安定さ脱却の鍵かもしれない。

小学生では、まだポジションは流動的である。センターバックを交代させる必要が生じたときに、今左のミッドにいる子を持ってきたほうが、ベンチの15番手のディフェンス専門の子を入れるより勝てるチームになる可能性はある。試合の場では確かにそうである。しかし練習の際は、ポジション練習がある。ここで現レギュラーと何らかの違いを出せれば試合出場に近づく。

小学生だからこそ色々試す

比べる相手というかターゲットというか。それを明確にするのがポジションのように思うが、逆に今のポジションでありながら、他の、親から見てより適切と考えるポジションに関係のあるプレーの片鱗を見せれば、ユーティリティプレイヤーとしてコーチの目にとまる可能性はある。そのためには、今と異なるポジションに繋がる技術を習得することを考えるのも良いと思う。そもそもそれは、サッカーの幅を拡げることに繋がるのだから、本来のポジションにとってもプラスになるはずである。