日本語と少年サッカー

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U10以下なら効果的パントキックのトラップ力でスタメン狙い


小学生だとパントキックを受けるのは怖い子は多い

敵のキーパーからにしろ、味方のキーパーからにしろ、パントキックされたボールをダイレクトでトラップして受けるのは、慣れないと怖いものである。
この恐怖は、ボールが体に当たるという肉体的な恐怖と、失敗したらチームが不利になってしまうという精神的恐怖の二重の恐怖である。パントキックを受けるのは、慣れてしまえばなんということも無いのだけれど、一度弾むのを待ってしまう子が多い。

所属するチーム次第ではあるけれど、遅いところはUー10くらいまで、パントキックのファーストボールを積極的に取りに行けないチームがある。もちろんUー8かそれ以下でパントキックの処理はチーム全員身につけているところもある。まあ、そもそもUー10や8であるとパントキックの高さもそれほどでもないのだけれど、それでもやはり自分の身長より遥かに高いところから落ちてくる球は怖いというのは理解できる。

とにかく苦手から脱出すべし!

Uー10にしろ、それ以下にしろ、自分の子が属しているチームのスタメンの何人かが、パントキックの処理を苦手にしているならば、この処理を自分の子の得意技にすることに取り組むべきである。それ以前に、自分の子が苦手だったら真っ先に苦手から脱出すべきである。

本題前に長々と書いているけれど、パントキックの処理は、恐怖心さえ取り除けばそれほど難しいものではない。親が週末に1回20分もかければ大抵の子は上手に処理できるようになると思う。恐怖が強い子でも1日20分、何日かに分けて練習すれば、いずれ身につくはず。思うとかはずというのは、他の子のことは分からないからであるが、うちの子の場合、小三で20分でまず恐怖感を和らげることに成功した。それからは、毎週、10分程度、パントキックをトラップし少しのドリブルを行ってシュートするという練習を繰り返すことで、いつの間にかパントキックの処理が他の子と比べて高いと言えるほどになった。ただし、この時期の子供は忘れるのも早いだろうから、毎週少しずつ繰り返す必要はあると思う。

どうすればできるようになるか

やることは簡単、親がパントキックを蹴って受けさせるのを繰り返すだけである。工夫するなら、最初は小さなキックで恐怖心を和らげ、段々と大きな山となるキックを処理できるようにさせるというくらいか。パントキックなのだから、あまりバリエーションをつけなくとも、適当に蹴っていれば適度にボールは散らばるので、それが実際の試合における様々なシチュエーションにも対応できる結果になるのではないだろうか。ただし、これはボールと自分しかない場合の練習になる。実際の試合では、パントキックのファーストタッチを競う敵がいるので、この練習ではある程度のレベルまでしか習得できないだろうが、この処理の本質は、パントキックに対する恐怖心をなくすことであるので、恐怖心さえなくなれば、体が処理を覚えるのは難しく無いし、実際に敵との間合いについても余裕を持って対応できると考えられる。そもそも他の子はまだパントキックに対する恐怖心を持っている段階でこの練習を行えば、競り合う敵が少ないであろうと思われる。できるだけ早く、どんなに大きなパントキックでも簡単に処理できるようになれば、学年が低ければ低いほど、これは大きな武器になる。

チームのライバルが苦手ならすぐ取り組むべし

試合にしろ練習にしろ、攻守に分けたプレーにおいて、パントキックの処理で積極的にボールに向かえる子は、それだけでコーチの印象に残る。もし、自分の子のチームメイトの何人かがパントキックの処理が苦手なら、ぜひこの処理を得意技にするべきである。強豪チームになればなるほど、これが通用するのは低い学年になるのだけれど、自分の子のチームメイトを見てできていないならチャンスと思うべき。
逆に自分の子だけできないならば、すぐに身につけさせるべきである。

つまり自分の子がまだできないのであれば、次の週末にでも練習すべきものである。身につけさえすれば、大人が本気で山なりに蹴ったボールでさえ、やすやすと止められるようになる。
そして、それを身につけるのは難しいことではないのだから、やらない手はない。