時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

小学生の体幹トレーニングの効果(うちの子の場合)


小学生に体幹トレーニングをやらせたら効果はあった

賛否両論ある小学生の体幹トレーニング。スタンスとしては否定派なんだけど、子供が3ヶ月間チームの課題としてやっていた。結果は、なんか色々成果が出たように見える。

足 -> 速くなる
試合 -> スタメン

あと、関係があるのか分からないけれど、コーチからプレイを褒められたみたいだし、夏休み前にできなかったアウトサイドを交互にする変則リフティングもできるようになっていた。以上、誇張なし、というか、詳細はもっと華々しい感じ。

やらせる前の懸念

ただし、この体幹トレーニングのメニューには、静的ではなく動的に負荷かける感じのトレーニングもあって、親としては小学生でそこまでやらなくてもと思っていた。身長を始めとする体づくりの影響がやはり心配であったから。

成果と弊害

夏休み前から始めて、夏休みはほぼ毎日やっていた。そうしたら、二学期に目に見える成果が出てきた。

しかし、残念ながら良いことばかりではなかった。夏休みの前半までやったところで、膝や足首に違和感が出ていたらしい。それでも続けていた。なぜならチームにおいて毎日の宿題的にやることになっていたから。実施記録表まで支給されていたのは、小学生への筋トレ、体幹トレーニングに疑問を感じてる身には少しだけ憤りを感じた。

それで膝や足首の違和感あることを聞いた時点で、即刻やめさせた。
その時は、早く気づいてやれなかったことを悔やんだ。日常生活してて、何度か痛っとなっていたらしい。ただし、その痛みの種類、強さ、どの程度続くかは子供に聞いても上手く表現されず、痛みがどういうものなのか分からなかった。しかし、そもそも体幹トレーニングで膝や足首を負傷するのはおかしくないかと思ったので、とにかくやるなと命じた。それでも、効果は認めざるを得ない。

他の練習の成果かもしれなくはないが…

本当に色々な点で変わった…みたい。みたいというのは、足が速くなり、スタメンで褒められるみたいな客観的結果が出ているけれど、これは単にそれまでの練習が結実しただけかもしれないから。単に成長期だからかもしれないとも思う。

しかし、タイミング的にこれだけの結果があると、体幹トレーニングまたは筋トレの効果を、やはり認めざるを得ない。

結論は体幹トレーニングは小学生にも効果あった

夏休み期間で、通常練習が少なかったから、今の所、成長の理由は体幹トレーニング以外考えられない。とはいえ、これはどの子にもオススメというわけでもないし、やはり小学生には要らないとの考えは残る。現にうちの子は足に違和感を覚えているわけであるし。

ちなみに、うちの子は未だ思春期に入っていないので、運動能力的成長よりも体格の成長が気になるというのも消極的になる理由にはある。しかし実施効果は認めざるを得ないと思うので、膝や足首の負荷が少ない静的な体幹トレーニングは、再開させようかなとも思っており、葛藤している。
小学生の体幹トレーニングは、身体の成長への影響が素人には今一つわからないので、戸惑うが、そのあまりの効果を目の当たりにすると、肯定的考えに傾きつつある。トレーニングで怪我をするというのは、あってはならないので適切に実施する内容をコントロールすることが必須であるが。