日本語と少年サッカー

広く日本語に関わることとサッカーについて

合宿で得るもの


恒例行事のサッカー合宿

子供も所属チームの夏合宿から帰ってきました(予定より早く)。

ところで、子供が合宿で得るものとは何だろう。他チームとの合同合宿の場合は、他チームとの試合や交流が、普段の練習との差かもしれない。しかし、それよりも子供にとって普段の練習との差が大きいのは、四六時中、チームメイトやコーチから逃げられない環境そのものではないだろうか。"逃げられない"という語が、既にネガティヴ要素が入った表現であるが。

もちろん、朝起きてから寝るまでチームメイトやコーチと一緒にいることが楽しくてしかたない子には天国であろう。しかし、そうでない子にとっては地獄かもしれない。で、そうでない子がいることを、あまり考えられてはいないのだろうなと思う。コーチにとっては鬱陶しい余計なことであるのは容易に想像できるので。

合宿が体力的に辛い子

"合宿が子供を成長させる"というのは多くの場合当てはまると思うが、合宿の途中で泣きが入り、離脱する子も現実にはいる。そのような子は合宿で何を得るのだろうか。泣きが入る理由により、親の対応は変わるのだろうなと思う。

単に練習が辛くてというのであれば、その子の体力、体調、性格を見て、親としてどうするか判断を迫られる。親も合宿に帯同していれば、コーチに言って休ませる、一緒に帰る等対応が取れるが、よほど熱心か、チームのしがらみでもない限り、合宿に親は行かないのではないか。そうすると、子供が合宿先で弱ってしまった場合、どうするか迫られる。合宿先まで行って連れ戻すという判断もありうる。体力的にその子に合わなかったのであれば、早く連れて帰るべきだと思う。

合宿が精神的に辛い子

難しいのは人間関係による場合である。これは、親の正しい判断が求められるだろう。けれど、現実は、正しい判断とは何かという禅問答になるのだけれど。

ウチは、合宿ということで、コーチも上の学年の子も、普段よりコーチングが厳しい口調となったことに対し、かなり動揺したらしく、その結果、元気がなくなり、コーチより帰宅命令が下り、迎えに行くことになった。甘いといえば甘いのだけれど、そもそも帰宅命令出るほどの消耗ぶりになってしまっては、もう仕方ないというか、明らかに合宿の進行、チームメイトに迷惑がかかっているとも思うし、本人が一番辛いと思うので、親としては多少がっかりな面もあるが、責めるようなことはせず迎えに行った。まあ、精神的に弱い子という烙印は押されただろうなと思う。

結局、合宿で得るべきものとは何なのだろうか

原因が肉体的にしろ精神的にしろ、帰宅命令までには至らず、どうすれば良いかという連絡がコーチや合宿に帯同している他の子の親から来た場合には、どうしたら良いのだろうか。イレギュラーな事態は、なかなか判断が難しい。唯一の正解なんてないと思うから。

結局これは、合宿で得るものは何かに関係することで、それを元に判断すべきことだろうが、こんな簡単そうなことまで、親になると答えがわからず悩むのである。