日本語と少年サッカー

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幻に終わったインステップキック習得


インステップキックは1週1回3週間で習得

少し前の話。子供がフリーキックの練習をしてるのを見ていると、なぜか正面からのインステップキックを試みているのに気づいた。どうも無意識にその蹴り方を試していたようで、本人はインステップの練習と明確に意識せず行なっていたようだ。

しかしなかなか上手くいかなかったので、私がゴールに立って、PKの要領で蹴らせ、それをチェックしていくことにした。その中で軸足の前後左右を微調整し、蹴り足の振りを段々強くしていった。インフロントキックと違い、足をボールに上手く当てないと、方向どころかまともにボールが飛ばないので、子供のやる気がないと、すぐ嫌になるかもしれない。うちの子は何故かたまたま自分からやり始めたので、続けることができたのだが。

週1回5分、他の自主練習の合間に練習したところ、3週間でそれなりに低いライナーや、多少浮き上がる無回転に近いキックが蹴れるようになっていた。正面から入るインステップキックをかなりモノにしていたように思う。ただし思ったような高さに飛ばすということまではできず、まっすぐに低い弾道で飛ばすことが可能になったという程度の成果ではあった。それでも、比較的時間をかけずに蹴ることができるようになったことに親子で満足していた。

ゴールデンエイジは習得するのも早ければ、忘れるのも早いと実感

しかし、ここで家族旅行や合宿やなんやかやでチェックできなくて、間が開いてしまった。そして1月後にチェックしてみたら、蹴り方を忘れていた。きれいさっぱりと。

週1回数分を3週間練習しただけで蹴れるようになったのは驚きであったが、身についたのも早ければ忘れるのも早かったということになる。

その後、再度教えようとしたけれど、もはや正面からのインステップキックの入り方からして全く忘れてしまっており、再習得させるのを断念した。なぜか子供も、再度蹴ることができるようになることに執着せずに、断念することに異を唱えなかった。これは何故なのか分からなかったが、一度蹴ることができたのだから、またそのうち蹴れるだろうと思ったからとのことであった。なんともファジーな回答であるけれど。

結論として、今回は定着を諦めた

この場合、再度3週間かければ、忘れてしまった技術は復活したかもしれないし、ひょっとしたら同じくらいの期間で新たに習得するということができたかもしれないけれど、直感的にしない方が良い気がしたので、続けることをやめた。これが正しい判断かどうか分からないが、何かやらない方が良い気がしたから。斜めに入るインステップキックの方を先に身につけるべきと直感的に思ったからかもしれない。子供本人も再習得にこだわらなかったこともある。

ということで、うちの子の正面からのインステップキック習得は幻に終わった。