日本語と少年サッカー

広く日本語に関わることとサッカーについて

長友選手の誠実さとナイーブさ


サッカーの長友選手が、先日の体幹トレーニングに続き新たな公募を始めた。

実行力がある選手の企画

今度は"長友ドリーム"として、100名に100万円×3年間支援するという。まず今回は、長友選手の自費で10名の募集とのこと。

前回は、5/30に、「10000円払うのでフィジカルトレーニングを教わりたい人」と募集して、6/11には、実施完了のつぶやきをするなど実行力を見せる長友選手。これは素晴らしい。

前回のもやもや

但し、前回の企画は、その企画自体を茶化す人との騒動があり、またその茶化した本人が、結局、おまけ的ではあるが、長友選手に選ばれていることが少しもやる。

今回もそうだが、前回の募集が、Twitterというオープンな方式であるので、かなり個人情報的なものをさらけ出してしまっている応募者が多いのが気がかりである。前回は、結局選ばれたのは、長友選手にふざけて絡んで、長友選手本人に叱られた人であった。この結果に対して、選ばれようと真剣にTwitterに想いを込めて応募した方々はどう思っただろうか。募集に際して長友選手は、「僕が教えたい人を好きに選びます!」と言っているので、誰を選ぼうが自由ではある。自由ではあるが、前回の選考結果を見て、今回も応募しようと思う人はどれくらいいるのだろうか。せっかくの良い企画なのに何か後味が悪かった。

今回の夢企画の規模

「まずは第1弾として僕個人のお金3000万円で10人の夢を応援します!」とのことなので、長友選手の個人企画ではなく大きいプロジェクトなのでしょう。まあ、それはそうですね、渡すお金だけで3億円のプロジェクトですから。

前回と今回の違い

支援対象の具体性

前回は、本気でワールドカップを優勝したいという人にトレーニングを教えるというものであり、どういう人に何を支援するのかが具体的で明確でした。お金を払うとはいえ、1万円であり、これは人生に影響を与える額ではありません。
しかし今回は違います。夢を応援するための資金です。300万円が大きいか否かは人によりますが、その範囲で夢を追える人が対象です。夢を追う人にお金を支援すると言えば、確かにそれもどういう人に何を支援するのかではあるのですが、そこに具体性はないので、ある意味なんでも応募できてしまいます。長友ドリームに応募するのが夢で、選ばれたら本当の夢を探しますみたいな人もいます。まあ、ジョークなのでしょうが。

お金そのものを支給ということ

やはり前回の方が、応募者の意気込みも具体的でした。今回はその意味で、前回よりライトな応募が多い気がします。まあ、お金配る企画は、これまで他に何度もあったというのもあります。

個人情報

Twitterはある程度の匿名性があり、つぶやきをいつでも消去できるとは言え、応募内容に、知り合いであれば分かってしまうような個人情報を書いている人が多い。やはりこれはよくないと考える。選ばれる確率が非常に少ないにも関わらず、個人情報をさらすリスクは高い。この辺りの配慮は長友選手側に必要である。まあ、中にはこのような企画に慣れていて、捨て垢で応募している人もいて、中々やるなという人もいる。ただし、それはアカウント見ればすぐわかるので、選ばれない確率が高いと思ってしまう。そうなるとやはり個人情報を明かすしかないかとなるのではないかな。

本田圭佑選手の企画

最初の長友選手の企画は、本田選手のパロディみたいな企画だったのだが、本田選手の方は、本気でワールドカップを優勝したいという人にサッカーを教えるというものでした。これも個人情報さらけ出した人が多かったのですが、この春中学を卒業し、海外に渡ってサッカーを学びたいという方が選ばれました。この方は本当に選ばれてしかるべきという人で、本田選手は、企画的に良い人を選んだと思います。Twitterで募集をかける企画自体は否定的に見ていましたが、募集条件にぴったり合致過ぎて、結末的には多くの人に納得感のある結果だと思います。ただし、1日教えただけでワールドカップで日本が優勝になることはないと思いますが。