時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

合理性の全くない「議論を活発に」するための非公開理事会


そもそもこの人たちは議論ができるだけの論理的思考能力があるのだろうか疑問に思う。

記事

活発な議論のために非公開…?

何を言っているのか分からない。
記事の最初の文が全て。

「議論を活発にしたい」などの理由で、非公開とすることを決めました。専門家はスポーツ界で相次いだ不祥事を教訓に、組織の透明性を考慮しチェック機能を確保する措置が必要だと指摘しています。

何故JOC側は、これで良いと思うのか。それはつまり、自分たちは不祥事を起こすようなことはしないという性善説でいるから非公開にした方がより深い議論ができると考えているのだ。しかしこれは、第三者が検証可能な状態では、言えないことがあると言ってしまっている。これを言ってしまうことの問題が分かっていない。このようなことが言えてしまう人たちは、活発な議論というものを勘違いしていると非難されることになるし、そうなることが予測できていない。つまり、この人たちに議論をさせてはならないということになる。

山下会長の意味不明な言動

JOCが信頼回復を進めるには本音の議論が不可欠だ

と言うが、だから非公開が必要というロジックが分からない。

一度開けたものを閉じるということはかなりの覚悟がないとできない。今後、JOCが透明性を確保して国民から評価されるような新生JOCに生まれ変わっていく、そこがなければ信頼を失うだけだ

これも、そんな覚悟はいらないのでは?そもそもその覚悟はどこから来ているのか?透明性を確保して国民から評価されるような新生JOCにするために、理事会を非公開にすると言う論理性の無さが、すでに信頼を失う行為だと何故分からないのかな。

敢えてやっている可能性

これからオリンピックの準備も佳境に入る中、色々想定される問題に対し、既に公開すると不都合なものがあるのではないだろうか。そうであれば、どんな詭弁を使っても非公開にしたいというニーズは出てくる。そうとでも考えないと、あまりにJOCがお粗末であるというだけになってしまう。

例示が必要

例えばどんな議論をするから非公開が必要なのだという例示が必要。それがなく急にこんなこと言うからおかしくなる。例が納得できるのなら、まあ、それで問題ないかは別として、先に進むことができる。特にスポーツ界は色々あったからね…というか、オリンピック前にそういうの聞かなくなったけど…そういうことなのか?

まあ、この時期にこんなこと言ってるのは何かあったと言ってるようなもの。マズイね。