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東大阪大学柏原高校いじめ動画の学校対応はやっぱりな展開(3ヶ月後の状況)


まあ、人の噂も…とか、喉元過ぎれば…という言葉もあるし。マスコミも騒がなくなるしということね。高校の立ち位置がインターネットの世界で示されて良かったとは言える。

元々言及したエントリーに書きましたが、版権いじめ(疑惑)に対し、高校が、そこそこの対応をしていて、良かった点もあれば、残念な点もあったのだが、やはり最後までやりきることはなかったのは、残念ですね。

消えた学校メッセージ

ここに、学校が"今回の動画拡散について"というタイトルで、いじめ(疑惑)について触れた東大阪大学柏原高校のエントリーがあったのですが、消されています。2019.09.30現在、このリンクをクリックすると、"Oops! That page can’t be found."というメッセージが出ます。なんだかなぁですね。"Oops!"なんて言葉使ってるし。高校の、しかも大学付属の公式ホームページでこんな言葉使うとは…なかなか気さくな学校であることが分かります。おまけに、そのエントリーの直前にあった"全学年で人権教育講座が行われました"という、なんとも微妙にタイムリーなエントリーも消されてしまいました。まあ、こうして、一連の騒動はなかったことにしようということですね。まあ、エントリーから3ヶ月経った今、人の噂もなんとやらということを目論んでいるのでしょうね。SNSが発達していない昔なら、マスコミが騒がなくなったら、情報は得られなくなるので、知らない人は知らないまま、知りたい人も知るすべがなく、そんな事実はなかったのと同じになるということがあり得たのですが、現在は違います。

よりひとさんの発端のツイート

そもそも、拡散の発端となったよりひとさんのTwitterは残ったままなんですよね。当然学校名も残ったまま。

学校に大きなデジタルタトゥーを入れてしまった東大阪大学柏原高校の偉い方々

この東大阪大学柏原高校、高校なのだから国語の先生もいるだろうし、大学付属なのだから、国語学を大学で教えている人もいるだろうに、なにをやっているのだろう。大きなデジタルタトゥーを入れてしまったことに、この学校の偉い方々は、気づかないのですかね。

受験掲示板

この高校の受験掲示板では、当然東大阪大学柏原高等学校のいじめ(疑惑)に関するトピックが散見されます。受験生は志望校の状況を知るためや志望校探しのためにネットを検索します。その際、関心の高さから、「高校名+いじめ」というキーワード検索も使われます。そして、そこにこの動画が引っかかる可能性が高いのです。その際、学校HPを漁ってもこれに関する情報が何もないということ…これを受験生とその親がどう考えるのかということ。

google検索

googleで「東大阪大学柏原高校」と検索すると、関連キーワードのトップに、「東大阪大学柏原高校いじめ」と出て来ます。そしてそれをクリックすれば、たくさんヒットします。このこと自体は、事件後の学校の対応とは関係ありません。しかし、これに対する学校のスタンスが見えないことが良くないのです。検索した際に、学校がどういう対応をしたかも合わせて表示されれば、良いのですが、学校がしたことは、せっかく対応したものを消すということでした。学校ウェブページの「お知らせ」に一報を掲載したところまでは、それが出来ていたと言えたのに…消してしまった。しかも、その前の記事も消すという悪手を指してしまった。結局、インターネット上は、学校の対応は見えなくなり、動画は残ってしまった。

進学先選定の参考にネットを使う時代

どこの高校を受験するかを決める際に、ネットを使うことが多い時代、敢えてデジタルタトゥーを入れる選択をしたことは、それでも吉と出るのかもしれない。これはある意味社会実験なのかもしれない。

学校のスタンスは変わらなったのか

まあ、学校のエントリーが、"今回の動画拡散について"というタイトルであり、"今回のいじめ動画について"でなかったのは、あの動画の内容そのものではなく、動画を拡散したことを問題視するという学校のスタンスを表していたのだと、そしてそれさえも消すことで無かったことにしようとしているという考えを改めて世の中に知らしめることになった。まあ、そういう考えの高校であるとインターネットの世界で示したのは、これからの受験生の受験校選択の参考になるだろう。在校生がどう考えるかは考慮されていない気もするが。初動がそれほど悪く無かったから、残念。

人権教育講座

全学年で人権教育講座が行われたそうですが、先生方、特に今回の判断を行なう権限を持った方は、講座を受けていないか理解できなかったようなので、もう一度、教職員用の講座を開いて、「お知らせ」に実施報告をすると良いでしょう。