日本語と少年サッカー

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全日本テコンドー協会のゴタゴタの分かりにくさ


全日本テコンドー協会が選手と理事会で揉めている。しかしその中身が分かりにくい。これについて考えて見る。

三者三様とはこのことか

まあ、分かりにくいはずで、インタビューは三者三様で同じことに対し、全く違うように話しているし、客観的なはずの記事は逆に具体的なことは何も書いていない。これが分からない理由。

客観的(?)記事

テコンドー協会と選手側、議論は物別れ 合宿不参加問題 - 毎日新聞

会長のインタビュー記事

独裁?「しようがない」 テコンドー協会の金原昇会長|朝日・日刊スポーツ

選手のインタビュー記事

テコンドー協会内紛で選手が告白「夜道が怖い」 : スポーツ報知

副会長のインタビュー記事

テコンドー岡本副会長が涙の訴え 理事会は「もう資格ない。解散を」 | 東スポ

問題の所在

何が問題なのか。

客観的(?)の考える問題

世界テコンドー連盟(WT)から今回の問題について問い合わせがあった。協会は一部の選手が6月に提出した「強化計画についての意見書」に対する9月17日付の回答書で「選手の不満はなくなった」としWTに報告。

特に具体的な問題点の記載なし。このような記事が、これまで多かったのが、外から見て問題を分からなくしていた。

会長の考える問題

選手と強化委員会の信頼関係が少し損なわれたということ。

まあ、書き方が悪いという点もあるが、何が問題か分からないですね。責められる側なので仕方ないです。ただし、「信頼関係が少し損なわれた」という言葉は重い。わざわざ「少し」という言葉を入れたことも、聞いた側には、実際は少しではないと推測されてしまう。

選手の考える問題

「報告はウソ。協会に対する信頼はない。選手のことを全く考えていない」
 3年ほど前から意見は伝えていたが、スルーされていた。にも関わらず「選手が意見を言わないからここまでの大きい問題になった」と責任転嫁される始末だったという。

選手側の意見に対する協会の対応が問題と言っています。

副会長の考える問題

「この組織には危うさを感じている。第三者委員会はマストかな。これまで選手を苦しめてきたのに、すごく上から目線なところが恥ずかしくて。もう資格ないんちゃうかなと思っている。誰かが責任を取らないと。偉そうに、自分らが決められる状況なのかな?と感じた。理事会を解散するくらいで当然かなと思っている」

これが一番具体的に書かれている。選手を苦しめてきた理事会が問題だと。

選手ファーストの精神について

こういう問題が起きると、選手ファーストとか言う人が出てくるのだが、これ、単純にそうとも言えない。今度は一部有力選手が勝手なことをする可能性も出てくるから。確かにオリンピックで良い結果を出す等も重要であるが、他に重要なこともあるだろうから、真にそのスポーツの普及発展に資するような運営が望まれる…なんて書いてみても、所詮人間の集まりなのだから、ゴタゴタは起きるね。