何が起きてももう驚かない教員いじめ事件…なんてことはなくて、驚きっぱなしですわ。
会見に関する記事
不思議ちゃん全開の校長の応答
校長の権限範囲
教員として、人として許されるべきではなく、東須磨小の子どもの前では今後、指導させない
ということである。つまり、自分の権限内である東須磨小以外の子供の前では、させるかもよと言っている。これ、こうの職務権限の話であるが、ことがことだけにミスリードを生む。積極的に東須磨小以外で指導させると読む人が出てくる。読む人が出てくるどころか、この校長コメントの前にこんな記述がある。
市教委の担当者が「このような教員が教壇に立つことが許されるのかという厳しい意見が多数寄せられている。ご指摘を踏まえて今後対応を検討したい」と話した。
「ご指摘を踏まえて今後対応を検討したい」とは、どういうことなのでしょうかね。十分反省したから立たせるというのが、選択肢から消えていないということですね。いやあ、市教委の担当者は、言わざるを得ない質問をされたのだろうなと思う。これを言った後に校長が「東須磨小の子供の前では」なんて言うから、市教委のコメントが際立つ。質問者の誘導成功という感じ。
ひとごと感溢れるコメント
一方で、「私のハラスメント行為に対する認識が甘かった」とも認め、「被害教員に申し訳ない」「被害教諭が私たちに訴えたのは、こういう行為をなくして職員室が過ごしやすい場所になってほしいという思いがあったと思う」と述べた。
まあ、想像力がない。少なくともこの校長にも、道徳教育はされたくない。
前任校長のディスり
前任の校長の態度を問われ「校長ですので厳しい指導もあった。その厳しさが適切かどうかといえば、適切でない部分もあったかもしれない。すべて適切かというと自信を持って言えない」と話した。
これは重要。前任校長は今回の発覚時、逃げおおせたと思っていただろうから。
加害教員の発言の真実性
校長によると、加害教員の一人は動機について「自分がおもしろければよかった。被害者がそんなに嫌がっているようには思えなかった。悪ふざけがすぎていた」と説明したという。
こらは本当だろうか。こんなこと言う人間は、教員というより人間失格だから、まともな人間なら、こんなこと言うわけがない。あくまで校長の口から出た言葉として受け取っておく必要がある。
ギャグ要素
校長は加害教員4人のうち二人は、2018年度と19年度のいじめ対策の担当であることを明らかにした。
これは、ギャグかな?
まとめ
全編通じて不思議ちゃんな会見。
おまけ
この速報記事が、なぜか確報となるとこんなにシンプルになる。生々しさは残るが、校長の不思議ちゃん部分はかなり消えてしまっている。