時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

慶大アメフト部の著しく不適切な行為とは?


まあ、ネット社会だから…公表しないとか言っても、漏れる。しかも、場合によっては、デマも含んで漏れる。ネット時代は、関係者の多い組織における不祥事は、隠すという選択は取っても無意味なことが多い。

抑制的な 記事

問題の行為は、"著しく不適切な行為"という大学発表の内容に抑え、『詳細については「教育的観点」と「プライバシー保護」を理由に公表していない』ということである。

チャレンジャーな記事

一方のニッカンスポーツはというと…

ぶっちゃけてます。

詳細は教育的及びプライバシー保護の観点から公表、できないとしたが、関係者によると夏合宿中に部内で男子部員が女子部員を盗撮したという。

前半は同じだが、関係者の話を出して、結局、自粛の理由を伝聞形ながら書いている。それが真実か否かこの記事では分からないが。

ここから先のこと

結局、慶應大学というブランドある大学が、部の活動を無期限で自粛するような事態を招いた場合、その原因を隠すことは無理ということ。もしくは最悪デマが広がるリスクもあるということまで考えないといけない。ある程度の権威のあると閲覧者に取られる朝日新聞のウェブに載るということは、もはや不適切な行為があったということは隠せなくなった。一応、朝日新聞は抑制的な記事にしている。しかし、この朝日新聞の権威の上に、ニッカンスポーツの特ダネ的記事が重なることにより、誰でも閲覧できるネット上に、慶應大学アメフト部の不適切な行為は、盗撮であるということが、既成事実化してしまう。元記事が消されたとしても、ネット上には残る。

不適切な行為をしたのは誰かを伏せたままの進行

不適切な行為を行なったのは誰かという犯人探しであるが、当事者に近い関係者、例えば部員、コーチは犯人が分かっている。

大学は、「詳細は教育的及びプライバシー保護の観点から公表できない」ということだが、選手の名簿はネットにあるし、まあ、色々起きてしまうのでしょう。

不適切行為の重さ

不適切行為が盗撮だったとして、その画像もしくは動画が一度ネットに上がったら大変なことになる。その程度のことはたとえ未成年であったとしても大学生なら分かるはずであるので、このまま教育の名の下に隠してというわけには行かないであろう。

日大アメフトとどちらが重いのか

日大アメフトのタックル問題は、外形的にはアメフトのプレーであるが、行った態様が危険な故意の反則であるという点が悪質であるとされたものである。一方、今回の慶大の問題は、外形的には盗撮という犯罪そのものなのである(親告罪ではあるが。このため、大学の言うプライバシー保護の観点というのは被害者のことかもしれない)。負傷という結果に目が行きがちであるが、盗撮が軽いということはなく、特にネット時代は、被害者はかなりのダメージを受ける可能性が高い。今回は、大学と朝日新聞は隠したが、ニッカンスポーツが、女子部員を盗撮したと書いてしまったため、そこで色々確定してしまう。

続報

続報が待たれるけれど、まあ、正式なものはないのだろう、しかし、ネット上、SNS上は色々出てくるのではないだろうか。まあ、行為を行った者が有力選手だった場合、その選手が罰として退部もしくは試合に出られなくなれば、試合に出るチャンスが増える選手もいるということは、大学は気にしているだろう。日大アメフト部の時は、大学の締め付けが漏れ聞こえてきたが、慶應大学も同様になるのか否か。

続々報(2019.10.18追加)

まあ、漏れてくるよね。取材に応じた関係者かあ。主犯格2人は退部と。今後、何かのめんせつで、学生時代の活動を聞かれた際に、「いつまでアメフトをやっていたのか?」という質問あったら困るね。あと、急にアメフトやらなくなれば、学内のあまり親しくない人にも事情は分かるし。文春の記事だからいつまで掲載されるか分からないけれど、デジタルタトゥー入ってきた。