テスラの防弾仕様トラックの新車発表会で、肝心の防弾性能が低いのではないかという疑念を抱かせるような結果になってたとか。内部では責任問題になっているだろうが、晴れの新車発表の日であるはずなのに、悲惨な生贄が差し出されることになりそうでかわいそう。
記事(動画付)
事前にやっとけよ
単にこれと同じことを事前に1回でもやっておけばこんな事態にはならなかった。何故それができない…まあ、この車の窓ガラス1枚も結構なお値段なのだろうけれど。このデモを新車発表の場でやろうと考えた奴の暴走だったら悲惨。このミスというか失態の責任を取る者がいるだろうけれど、その人が本当に悪いのかさえわからない。CEOが思いつきで、鉄球投げて防弾性能をアピールしようと言い出して、品質担当が、「いやちょっとそれは…」と言えなくて、品質担当は祈る気持ちで発表会を見ていたが、ヤッパリダメだったとか想像してしまう。誰かが責任を取らされるだろうから。
株価下落の原因
株価下落は、この車の防弾性能に疑問がついたということよりも、このようなことを予めテストしておくことさえしてないテスラ社の姿勢に対する反応である。
考えられること
予めテストしておけば、こうなることは明らかであるのにやってしまった。なぜか。推測に過ぎないが、実はこのガラスに対してテストしていたが、テスト状況が違ったのではないか。このガラス製作会社のデモンストレーション環境でのテストはガラスは全くの無傷だったので、実際に車に取り付けた後のテストをしなかったとか。このガラスのカットの仕方、テスト時の設置の仕方、テストの方法が異なれば、結果は異なる。例えば、力が分散しやすいようなカット、設置で、実際の拳銃をある程度離れた距離から発射した実験で問題なかったとしても、車の窓用にカットし、車のドアの枠に設置したものを近距で弾丸の何倍どころか何十倍もの大きさの球を投げても大丈夫とは言えないだろう。動画を見た所、投げた球は、少なくともゴルフボール以上の大きさはあるようだから。
陰謀説
ここまで酷いと、陰謀説が出ても良いくらい。誰かが、本来の窓ガラスと異なるガラスを埋め込んでおいたとしか説明がつかないでしょう、このお粗末さは。