時々のこと

時々気になることと少年サッカーについて

背の低い子供の中学時代のサッカー生活


うちの子は現在中学生で背が小さい。成長期に入ったのが中一の秋くらいと遅いということもあるけれど、幼児期からずっと小さい。現時点で年齢でいうと1.5歳分くらいの身長差。身長の差がサッカーに与える能力差は、小学校の時も感じたが、中学校でさらに痛感することになった。成長期開始時期のズレが、身長差をさらに増幅する。試合の出場チャンスをどうすれば得られるのだろうか。

基礎体力の差

当然これが一番の問題。スピード、キック力、持久力、どれも差が広がる。それはそう。大人の体格と小学生の体格が、同学年の名の下に競うのであるから。もう1つ上の先輩の学年で試合に出ようというのであれば、なおさらである。しかし、それをなんとかしないといけない。

スピード

サッカーをする子は脚が速い子が多い。その中で小学校までは、他の子も成長期に入っていない中学年までは、10人中3番くらいに、6年生時でも上位半分までに入っていた。しかし、中学に上がって段々と遅い側になって来た。まあ、見ていて、脚の長さも走っている時の力強さも全く違うのが分かるから仕方ない。

キック力

これも差が分かりやすい。成長期に入っている子らが、小学校卒業時にバシバシ蹴っているのを見て、うちの子と比べて凄いなぁと思っていたが、これ、その子の能力が優れているというより、成長期の差であることが多いと後で気づいた。同じ学年と思って見ると、差は大きいが、成長差とみると、小学校卒業から時間を置いて今のうちの子のキック力は、当時のその子らと比べてみれば遜色ない。身長の伸びの差が1.5歳程度差があるのだから当然生まれる差の範囲内である。1つ上の学年の先輩たちと比べるならば、実に2.5歳の差。これは、普通に考えて勝負にならない。

持久力

小学校の20分ハーフから増え、中学では試合時間が25分から30分となっている。人数は8人制から11人制にはなるが、ピッチも広くなり、走る量が増える。うちの子は、これは成長期どうこうではないかも知れないが、試合後半は目に見えるほど運動量が落ちる。こうなるとせっかくスタメンで出ても代えられる。まあ、仕方がない。

成長期のズレによる、基礎体力の差はどうしようもない。まあ、小さくとも脚の速い子はいるといえばその通り。しかし、そういうことが言いたいのではない、その子のポテンシャルが、成長期が速い方が最大限行かせるということである。小柄でも脚の速い子は成長すればもっと速くなる。せいが早く来れば小中学校ではさらに脚の速さがアドバンテージになる。そういうことである。小中学校ではもともと背の低い子が、中学生時にさらに差が開く。これが成長期が遅いからという一時的なものであることを祈るだけである。なんとか最終身長では、追いついて欲しい。

最終身長

成長期が平均と比べて遅いとはいえ、幼児期からずっと小さいので、最終身長も小さい可能性は高い。しかしこれはどうしようもないことである。食べろ!寝ろ!をしつこく言っている。中学生になっても21時に寝る準備に入るのは珍しいと思うが、サッカーと身長のため。勉強は…もう少し後から頑張ってもらうつもり。しかし、成長期に入るのが遅いから、どう考えても、中学生の内には最終身長となるところまで行かないだろう。それは最終身長がまだまだ伸びるということで望ましいことであるが、サッカーの試合に出られるか否かという点では、中学生時には、苦杯を喫するしかないのだろう。

総合力を伸ばす努力の価値

本人は、努力すれば人より上に行けると、未だに本気で思っているようだ。しかし、現実は、そうではない。身長、運動能力の差は、努力で自分なりには高まるが、他のことの比較という点では、解決できない能力差もある。まずそもそも現時点で立ちはだかる身長差もその1つ。しかもその1つがかなり大きい壁となっている。うちの子供は、それを認めつつ、努力でカバーすることを考えている。それはある意味作戦として正しい。サッカーは、キック力だけではないし、足の速さだけでもない。キックのコントロール力だけでもないし、空間把握力だけでもない。これ以外も含む多種多様な能力が組み合わさってサッカーの実力をかたちづくる。だから、1つの面で劣っていても、他の多くの点で上回れば、総合力には上に立てる。しかしそれでも努力ではどうしようもない面はあると親は思う。しかし、子供が何とか総合力で上に立とうと努力している姿を見ると、できることはしてあげたくなる。まだ中学生であるし。

親としてできること

とにかく、身体を大きくすることを考えている。13歳を過ぎてようやく成長期に入ったようなので、たくさん食べて、たくさん寝て欲しい。今は、それだけである。勉強もして欲しいが、別に中学生活もまだ半分以上ある。スケジュールを勉強もサッカーもと、ぎゅうぎゅうに詰め込むより、もう少しはやりたいサッカーを第一にということで良いかなと考えている。これからは、差が開くではなく、追いついていくことを実感しながら、成長していくようになると良いなと思いながら、見守り、支援していく。とにかくたくさん食べて、たくさん寝る…これに集中。あと、努力のさすがによる、怪我が怖いので、休養の大切さをことあるごとに言うつもり。