タイムリーというかなんというか。世界株大暴落の中、手洗いというこの単純な疫病予防策を奨励した200年前の医師の名が挙がっている。
センメルヴェイス・イグナーツ(Ignaz Semmelweis)の偉業
200年近く経っても論文に採り上げられたり…だから凄い人なんだけれど、ウイルスの手洗いによる消毒というのは、今の時代当たり前すぎて偉業が分かりづらい。
(Andreas Voss and Andreas F. Widmer, Cambridge University Press, 1997.3)
しかし、細菌等目に見えないものの存在について分かっていない時代に、次亜塩素酸カルシウムによる手洗いの効果を見出したことが偉大ということ。
新型コロナウイルス対策の最善の1つ
結局、新型コロナウイルス対策は、今の所マスクと手洗いしかない。センメルヴェイス・イグナーツはそのうちの1つを提唱した。200年近く前の人間の発見が、現代の未知のウイルスに対する現状考えうる最善の策という皮肉。
彼の偉業はここで読める
これが手洗いの奨励に関する論文。グーグルアカウントがあれば無料で読めます…ドイツ語が読めなければ読めませんが。
(Ignaz Semmelweis, 1861)