江崎グリコの上海の現地法人である、上海江崎格力高食品有限公司が、中国の蒸留酒である白酒のブランド「江小白」とのコラボ商品「江小白白酒味百奇」というものを発売している。ポッキーは、膨大な種類があり、上海江崎グリコでも多々発売しているが、"おじさんの酒"である白酒で来るかというのが第一印象。
(http://global.glico.com.cn より 2020.5.15)
上海江崎グリコのトップページの上部で宣伝するも…
上海江崎グリコのトップページにこのポッキーの広告を表示するも、ポッキーの製品一覧は未更新で、掲載されていない。更新が間に合っていないと考えられる。意図的に新製品ということを強調するために敢えて更新してない可能性もある。
江小白とグリコの両weiboアカウントで言及
2020年5月9日に、江小白と江崎グリコ両者のweiboアカウントで「江小白白酒味百奇」について投稿されていることから、5月9日発売と思われます。
【江小白weibo】
https://m.weibo.cn/detail/4502626215254945
【上海江崎グリコweibo】
https://m.weibo.cn/detail/4503034640624835
白酒はおじさんのための蒸留酒
白酒のイメージは、中国での夕食の際、白酒のボトルを出してきて封を切り、小ぶりのショットグラスに注いで皆で乾杯を繰り返す、度数の強い無色透明の強い酒というもの。儀式のような飲み方。制度化された「俺の酒が飲めないのか」風習。中国のおじさんは、本当にこれが好きみたい。ただ、中国でも、俺は飲まないからと言って他の人たちが乾杯している中、素知らぬ顔している人も見るので、まあ、やりたい人だけやればという感じなのかもしらない。日本人は、乗せられてグデングデンになる人いるけれど。
江小白は若者のための白酒
中国の白酒は、従来おじさんが飲むお酒であった。江小白が若者需要を掘り起こした酒となっている。このため、ポッキーとのコラボでさらなる需要喚起が見込めるし、ポッキーとしても、江小白の起こした新しい風を利用した売上増を見込むwin-winの商品なのだろう。上にあげた写真も、クラシカルな中にも若々しさを感じさせるイメージを作っている。これは、江小白自体のパッケージのイメージが完成されているからと思える。江小白のイメージ戦略凄い。
食べたいが中国へ行けるのはいつか
輸入品はいつ頃出るのでしょうか。白酒は、ちょっと日本ではニーズは多くないかもしれないが、中国に行ったことがある人なら知っているだろうから、あるいはある程度の売り上げが見込めるのかもしれない。1箱なら買ってみたいという感じ。
今年は中国に行く計画があったのに…
個人的には行く予定があっただけに残念である。