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Jリーグの投げ銭システムとDAZNの放映権の壁


ネットの試合を見ながら投げ銭をするという集金システムをJリーグが検討しているという。スタジアムに試合を観に行くことができない今、チケット代として投げ銭を払うことに同意するファンは多いだろう。しかし、越えるべき壁が存在する。

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放映権の壁

Jリーグの生放送放映権は、DAZNが持っている。つまり、試合をリアルタイムで感じるには、DAZNの加入が必要となる。しかし、DAZNに加入したくない人はどうするのだろう。もしくは、DAZNが許可した方法があればその方法も選択肢になるだろう。地方局が地元のチームを生放送で放映することはある。しかし、特定チームの全試合、もしくはホームの全試合を放映することは、考えられない。この壁をJリーグはどのように越えるのだろう。例えば、各チームのウェブページで放送することも考えられようが、生放送というわけにはいかないだろう。しかし生放送でなければ、結果を知らないワクワク感は味わえない。

投げ銭の対価は何か

Jリーグの試合のネット観戦に投げ銭システムを導入する場合、投げ銭の対価は何になるのだろうか。スタジアムでの試合観戦で得られるライブ感というのであれば、やはり生放送であることは避けられない。一方、愛するチームへの応援ということであれば、これは生放送である必要はないし、そもそも試合である必要もない。どちらかというと、オフショットに投げ銭制を導入した方が、集金効率は高まるのではないだろうか。何れにしても、生放送ではない、結果を知ってい試合の録画をネットで流して、投げ銭を求めるのは、余り良い筋ではないであろう。

誰が投げ銭するのか

投げ銭をするのは誰なのか。スタジアムに足を運ぶ熱心なサポーターが、投げ銭に熱心であるとは限らない。年間チケットを購入する層は、その場のライブ感やサポーター同士の触れ合いが目的であり、スマホを握って1人でプレーを観戦することに、投げ銭をしようとまで思えるかのマーケティングは、してあるのだろうか。熱心にスタジアムに通う層が、ネット中継に魅力を感じていない可能性もあるのではないか。

DAZNの壁にどのように決着させるのかは間も無くアナウンスされよう

Jリーグの試合のネット中継に投げ銭システムを導入することは、スタジアムの入場収入を得られない無観客試合で開催しなければならない現状では、すべき施策であろう。しかし、DAZNの壁があるので、これをどのように越えるかが、落ち込む収益を回復させるポイントになろう。その方法は、アナウンスされるだろうが、その方法次第で、収益は大きく変わるであろう。

DAZNとJリーグの契約

興味深いのは、DAZNとJリーグの契約はどのようになっているかである。年間開催試合数が、計画通りにいかない場合、DAZNは、Jリーグに何らかの補償を求めるることができるような契約になっているのだろうか。この辺り、興味がわく。