コロナ時代のスポーツスタンダードにおいても書いたが、感染者が出ると、プロスポーツは、取りやめの方向に行かざるを得ない。そして、遂にJリーグでも、遂にこのような事態が来た。
コロナ原因でのJリーグの名古屋対広島の試合中止。代替開催日未定…とTwitter公式で発表された。
名古屋グランパス公式Twitter
本日7月26日(日)サンフレッチェ広島戦は試合中止となりました。
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) 2020年7月26日
代替開催日につきましては、決定次第ご案内いたします。#Jリーグ #sanfrecce #grampushttps://t.co/lKr8sHoDxJ
選手1名とスタッフ1名が感染で中止決定。この影響は大きい。なぜならこれで前例を作ったということ。1名の時はまだ分からないが、2人いたら中止という前例ができた。
過去5日間の状況
選手はリハビリということで、試合出場メンバーとの接触は少なかったかもしれない。一方、トップチームスタッフの方は、チームに帯同しており、こちらの方の感染可能性が高いということで試合が中止となったのだろう。そうなると、基準として、1名でも感染者が出たら中止となるかもしれない。
最終的にどうなるかが怖い
1名でも感染者が出たら試合中止とすると、おそらく2週間グランパスは試合をできなくなるだろう。となると3-4試合延期。このような事態が、各チームで発生の都度行われるとしたら…例えばJ1全18チームで、隔週でこれが起きたら…もはや代替開催日の調整は不可能になるだろうことは、容易に想像がつく。リーグの公式戦を終了させることに多大なというか、膨大な労力と時間が必要となるだろう。これ、できるのだろうか。感染が多発したチームと発生しなかったチームがあったりすると、試合間隔も不規則になるし、消化試合数の差も開いてくるだろう。現実的でない未来が見えてしまう。
やむを得ないが…
1人でも感染者が出たら中止とまでするのは、厳しいだろうが、そうしないと感染拡大した場合の説明ができないので仕方がないのだろう。