子供にとってクリスマスプレゼントは最も重要な年間イベントの1つ。コロナ禍により、サンタクロースが来るのか来ないのか気になるのは理解できる。
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イタリア首相への質問
まあイタリアの男児だからイタリア首相へ質問なのだろう。
「サンタさんのことが心配で今朝、お母さんにあと何日でクリスマスか聞きました」とコンテ氏宛てのメールに書き、ツリーの下に牛乳とクッキーのほか消毒液も置くと約束するからプレゼントが届くようにしてほしいと頼んだという。
まあ、サンタのことが心配なのは、サンタの新型コロナウイルス感染ではなく、サンタが夜間の移動制限に従うこと。確かに夜間移動を禁止されたら、サンタは、この子の家に来れない。
コンテ首相の回答
「サンタさんは(特別な)申請書があるから世界中の子供たちにプレゼントを配れます」と答えた。自身のフェイスブックで明らかにした。
仕方がないが、ちょっと惜しい。申請書があるからというだけなのは、行政事務の発想すぎる。もっと、国民のことを気にかける感じも入れるべきだった。つまり、この子が、自分のことしか考えておらず、サンタの感染の心配をしていないことに気づかせてあげる文としたなら、更に良かった。
イタリアの現実
イタリアは、1日で感染者数が4万人を超えるといったかなりの切迫した状況である。だから「ツリーの下に牛乳とクッキーのほか消毒液も置くと約束するからプレゼントが届くようにしてほしい」と子供までもが心配する現状なのである。大人にとっては、サンタクロースが家にわざわざ来てくれなくても良いから、コロナの心配がなくなった世界がプレゼントに欲しいなぁと。