時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

昨年は第二次成長期に確実に入ったが、サッカーは我慢の年だった


成長期の身長の伸びは大きい。2年の正月に155cm近くにきた。入学時142cm弱だったことを考えればかなり大きくなった。まだ、3年生の大きな子には大きな体格差はあるが、20cm以上の差は無い。1年時の145cm無い時に、170cmの子と対峙するのは、物理的に無理な話であるにも関わらず、挑んでいた息子は、すごい勇気があったと思う。25cm以上の差、つまり、頭一つ分の差だから。肩からぶつかってこられたら、完全に体が吹き飛んでしまう。

また、平均身長で言っても、4月生まれの子の1月時点での平均身長は、166cm。依然10cmある。これは平均。成長期が早く来た子とは、もっと差がある。かなり縮まったとはいえ、この差はまだまだ大きい。しかし期待は持てる。

早くて昨年の3月頃、成長期に突入していた模様

昨年1月から4月までの4ヶ月間で2cmということは、年6cmペース。これは1月時点では成長期に入っていないだろう。その後の4月から12月までの8ヶ月で8cmの年12cmペースの伸び方から見て、3月か4月に成長期に入ったと思われる。著しい成長期間は2年間あるとして、8分の3が終わったということか。今後、同じペースで伸びれば、残り14cmになるので、それだけは伸びてくれれば良いなという感じ。そうすれば、170cmになるから。まあ、月1cmペースがあと1年以上続くとは思えないので、これから半年間が月1cm、以後、1年間が月0.5cm、後はゆっくり2cmの合計14cm伸びてくれたらなあと。そうすれば170cmになる。あくまで願望で、これまで生まれてからずっと背の順が先頭だったうちの子が、成長期が来たからと言って急に平均身長近くにまでなる保証はない。

11歳半の中学二年生

伸びて来たとはいえ、成長期開始が明らかに普通の子より遅かった。平均で11歳半で始まるとされる急速な身長の伸びは、13歳を過ぎて始まった。1年半も遅い。11歳半の中学二年生ということである。ただでさえ身長が低かったことに加え、成長期のスタートも遅い。身長差は大きすぎる。サッカーではこの差で苦しめられたが、これからその差を縮める時が始まったのだ。しばらくはクラムジーで苦しめられるのだろうが、なんとか切り抜けてほしい。

コロナ禍の影響

コロナ禍の緊急事態宣言やその後の自粛により、部活動を含めた学校の活動は、大きな制約を受けた。これにより、子供の成長は大きな影響を受けたと思われる。うちの子は、サッカー部の過度な運動から守られたからか、身長にはプラスになったのではないかなと思う。1年で12cmのペースは、成長期でも速いものだと思う。ただし、活動が抑えられてしまった分、サッカーのテクニック向上にはマイナスになったであろう。

まだハンデがあることには変わらないが、差を縮める一方の期間

155cm近くまで来たと言っても、これ、12歳8〜9ヶ月のcm平均身長である。中一の子と同じ、というより、もう少し厳密には、3月生まれの中一の子の平均身長。未だハンデは大きい。

しかし、これまで平均対比差が開く一方だったうちの子の身長が、遂に他の子との差を縮める段階に入った。サッカー技術は、クラムジーに罹っているように見えるとはいえ、うちの子のターンに入ったと考えたい。

目標は、高校サッカー

まあ、とはいえ中学時代は、追いつくのが精一杯かな。来年の今頃、165cmに少し足りないくらいで、高校入学時に167cmくらいのような気がする。希望的願望に過ぎないが。このため、中三の夏の大会時は、165cmは無い状態で臨むことになろう。これは、14歳4ヶ月の平均身長であり、見た目は、早生まれの中二が、1つ学年が上の試合に出る感じ。ただし、卒業の頃にはほぼ差が無くなる見込み。高校サッカーからが、身長のハンデのない戦いだ。ま、Jリーグを目指すとかそんなレベルではないけれど。

試合の出場状況

1年生の入学時から夏にかけては、上の学年の子の試合にもスタメンで出ることができたが、秋くらいから、交代要員となり、いつしか上の学年では滅多に出られない状況になっていた。2年の今も、スタメンではあるが、ポジション争いをしており、フル出場は無い。技術的にはチーム内でも認められていると本人は言うし、観ていてもそう思うが、フィジカルとスピードが劣っているのは明確。技術だけではなんともならない。

背が伸びれば…足も速くなる。

今後については、これが大きい。小学校の4年くらいまでは、足が速い子の部類に入っていたのに、他の子の思春期突入により、脚の長さの差が出て来て、遅い側に転落していた。これがこれから解消されるだろう。ただし、一筋縄ではいかないことはわかる。クラムジーという難敵がいるから。しかしこれは乗り越えられる壁。高校入学までにクラムジーも明けて、身体的には、他の子と、ほぼ平均的能力を持って部活に臨めるようになって欲しいと、親として思う。

背が伸びれば…当たり負けしない

これも大きいはずだが、当たり負けという点では余りハンデには見えない。確かに競り合うシーン、特に高い球への対応は不利なのは一目瞭然だが、1試合に何度もあるものでは無い。逆に足元での競り合いは、倒されることも多いが、その場合、かなりの確率でフリーキックをもらえる。背が大きい者が小さい者を押し倒すように見えるからだろう。フリーキックは大きな得点機会なので、貢献度は高い。このため、当たり負けという点では、余りハンデには見えない。

背が伸びれば…フィジカル起因のテクニック差がなくなる

例えば、1対1。体格が大きい子は体の軸を中心として守れる範囲は大きい。手足が長いから当然である。これは、個人の攻撃、守備能力に大きな差を生む。同じダブルタッチをするにしても、大柄な子のそれと小柄な子のそれは、体の動きの大きさが全く違うので、敵が釣られる程度も異なる。その分、小柄な子は、ステップに気を配る等の工夫をしなければならない。大柄でスピードもあれば、大した工夫なく抜けるものに工夫が必要なのは、サッカースキル向上には良い。しかしこれは一生サッカーを続ける前提の話。中学でやめる、高校からバンドをやるというのならば、大柄で自分はうまいと思いこんだままやめられるのは、それはそれで幸せかもしれない。背が高いというだけで努力なくしても得られるもの。これを得るために背の低い者はどれだけ努力しなければならないか。背が低いハンデはこういうことなのである。

とにかく成長期に少しでも身長を伸ばしたい

幼稚園時代から、ずっとクラスの背の順では、先頭であったが、ようやく2番目が見えて来た感じらしい。何とか少しでも多く伸ばして、行ってほしい。まずは大台の160cmに乗せることが目標。
背が伸びれば全て解決とは勿論思わないが、背が高くなれば自動的に得られるものも多い。身長差も差である。その差はサッカーにおいては、大抵は大きい方が有利である。その差が縮まることは、不利だった状況から、対等な場に立つことを意味する。さすがに平均身長より高くなることまでは期待はしていない。単に身長で他の子と対等な立場に立つというだけである。しかし、これまで余りに小さかった者にとっては、これは大きな前進になる。25センチ差という文字どおり大人と子供の身長差の状況とは、明らかに違うのであるから。