むちゃくちゃに思えることをよく言う松井大阪市長であるが、これは理にかなっているかもしれないのだが…。
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今後の夏のオリンピック全て4年後ろ倒し案
これ、確かに、後3年あれば、人類はコロナに打ち勝っているかもしれない。それは十分考えられる。
国際イベントとしてのオリンピック
東京をスキップするということは、日本の政治家にとっては飲めるものではないだろう。加えて、次の開催地であるパリは、現在コロナ禍に見舞われており、準備は進められないであろう。その次のロサンゼルスは、7年後の話であるから、延期は可能であろう。以上から、だろうだろうと予測して、東京オリンピックを2024年とすることは、それ以降の他国開催のスケジュールとの兼ね合いで考えれば、それほど無茶なことではないように思える。ただし過去には、3回、戦争絡みで延期ではなく中止になっているケースはある。1916年ベルリン大会。1940年東京大会、1944年ロンドン大会。
選手にとってのオリンピック
トップレベルの選手寿命は、長い競技もあれば、短い競技もある。4年後ろ倒して2024年に東京オリンピックを開催した場合、今、代表が内定している選手たちはどうなるのだろう。本来ならば、昨年既に行われていた大会が、後、3年後になるわけで、内定選手の中には、ピークを過ぎている選手もいれば、選考から漏れたが新たに台頭する選手も出てくるだろう。この辺り、どういう対応にするにしても、選手は運不運に泣き笑いすることになるのだろう。
国内の色々なこと
施設の取り扱い等で、あと3年も後ろ倒すとなると、問題が出てくるのではないだろうか。選手村とか、そもそも問題であったものが、さらに問題化しそう。
難しいこと
延期するのも中止するのも難しいことには違いがない。国内だけの話ではないので、日本だけで決められるものでもないし。オリンピックに限らず、各国の人々が、自由に各国を行き来できるような世界が来てほしいものである。それはある意味、これまでの世界のバージョンアップになる。早く実現してほしい。それが3年で達成できるのであれば、2024年は、東京でもパリでも歓迎したい。