ハーバード大ジュリエット・ケイエム教授が、「an old ass」(老いたケツの穴)という言葉で森喜朗氏を悪し様に言った件。これ、ハーバード大教授ともあろう者がどうしたという感じの表現。
記事
敢えてだろうが…
強い言葉でないと、響かないと言うことで汚い言葉で罵ったのだろうが、記事中にジュールス・ボイコフ氏は次のように言っている。
侮蔑的な行動は、容認されることで火に油を注がれ、つけあがらせることになる
これ、ケイエム氏の発言にもそのまま当てはまってしまう。ケイエム氏の森氏への発言は、侮蔑的な者であるから。侮蔑的な人間には、侮蔑的に対応すれば良いと言うスタンスは分からなくもないが、まあ、意図はわかるが、教授の立場ですべきではないだろう。目には目をにしか見えないから。
IOCのスタンス
ジュールス・ボイコフ氏は、こうも言っている。
もし東京組織委員会が森氏が会長でいることを許し続ければ、それは男女平等を圧倒的に軽視するという明確なメッセージだ。
これ、次の記事と合わせ読むとちょっとしたことになる。
IOCは、謝ったからもう良いと言うスタンスだということ。これは、ボイコフ氏によれば、「男女平等を圧倒的に軽視するという明確なメッセージ」ということになる。つまり、ボイコフ氏によれば、IOCも男女平等を軽視していることになる。なんというか、学者側も悪し様に言い放つのみでは無く、ちゃんと決着つけて欲しい気はする。それがペンの力のはずであるから。