時々のこと

時々気になることと少年サッカーについて

財布を落として非常停止ボタンを押しちゃった人、自らの犯罪証拠を公開した可能性


財布を山手線内駅のホーム下に落としてしまって駅員に回収を依頼するも、5分経っても対応してもらえず、非常停止ボタンを押すわ、駅員とのやりとりを動画撮影してネットに放流するわの行為をしちゃった人。冷静に自分が有利になるような行動をしているようで、自らの犯罪証拠を記録してたという、ものすごいオチがついた。逮捕される犯罪を犯した可能性があるのだから。

むやみに非常停止ボタンを押すのは刑法犯になりうる

非常停止ボタンは、人命や電車の安全運行に影響を及ぼす場合以外に押してはならない。これを守らず、山手線内の駅で財布を落としてちっとも拾ってくれないからと押しちゃったのは、刑法犯(威力業務妨害罪:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金)になりうる。これ、逮捕される犯罪ということ。

民事もある

民事としては、電車の運行を妨げたことになるので、そのために被った損害を賠償する必要が出てくる。4万円入り財布を山手線内の某駅で落としたとのことだが、確かに個人としてその金額は大金と考えるだろうが、非常停止ボタンを押したことにより発生する損害とは比べ物にならないくらい安いだろう。動画を撮って自分の正当性を主張しようとして、自分の犯罪行為の証拠を自ら記録しているのなんとも言えない。

動画撮影者の意図と客観的意味の間に横たわる大きな差

撮影者は、駅員を激昂させてその動画をネットに流すことで、怒りを転嫁させようとしたのかもしれないし、駅員がやるべきことをしてくれないという正義感から出た行動かもしれない。

しかし、実際に撮影者の記録した動画が残したのは、撮影者が緊急時でもないのに非常停止ボタンを押して威力業務妨害の罪を犯したことの証拠。駅員は落とし物が列車運行の安全に影響がないならば、速やかに拾うべきとは思うが、次から次へと列車が来る山手線では、難しいこともあるだろう。5分待ったということだが、山手線の5分って…という感じ。

駅員の対応の是非とどうすべきだったか

駅員が激昂しているから同情されると踏んだのだろうけれど、確かに激昂しているのはマイナスな印象だが、犯罪を犯した可能性大の人相手ということを前提に見る必要はある。この動画の前に撮影者は何を言っていたかとか分からないし。動画を上げる際は、撮影者は自分に不利なところは入れていないだろうから、最大限自分が有利なのがこの動画と考えるべきで。

駅員としては、動画撮影されることを前提に、撮影者の切り取りを困難というか撮影者の思う壺に陥らないために、短い周期で撮影者の非を繰り返し言い続けるのが防御策なのかな。