人によるのだろうけれど、自分の子が必ず出場するのでなければ、わざわざ観に行きたくない気持ちは、私にはある。
子供が出場機会において微妙な立場にいる場合、子供に聞くわけにもいかないし、なかなか苦しい。
うちの子の場合、小学校5年生時と、中学1年生後半から3年の初めまではキツかった。出られそうで出られないような感じのことが多かったから。小6も出場こそできたものの、スタメンで出るも1人だけ後半早々の途中交代や、後半の途中からの出場だったり、中3の時も、最後の大会ギリギリでスタメンフル出場となっただけで、余裕で試合に出られたというわけではなかった。特に中学の時は、技術ならチームで一番と同級生に言われているのに、監督の先生からは体力がないからと試合にフル出場できないという、どうすれば良いの?体力とか言う基本的なワード出されたらどうしようもないという状況にあったりした。それなりに練習しているのだから、それに加えて体力増強は無理だと思うから。しかしそれでも、出場機会の可能性があれば、観に行くモチベーションにはなった。
しかし、小学校時も中学校時も、試合に出られない子はいた。練習試合さえ、出場がほんの5分と言う子もいた。これ、何とかしてよと思う。本人のためにも親のためにも。
ただ、小学校の少年団のコーチにしろ、中学校の監督先生にしろ、人格者とは限らないというのは気にしておくべき。特に少年団のコーチの場合、単に多少サッカーが他の人より分かって、たまたまその辺りに住んでいたというだけでコーチと呼ばれていたりする。うちの子は、足回りは上手くても、当たり負けたり、キック力も弱いからということで弾かれてしまう。成長期遅いから仕方なかったんだけどねぇ。
ともかく、親は自分の子供が試合に出る姿を観たい。大活躍すれば良いが、活躍できなくても試合に出ているだけで構わない。ただし、半日使う練習試合で5分だけとか、そんなのは観たくない。その辺りなんとかしてほしい。競技サッカー色の強くなる高校時代でも、練習試合はある程度の時間は出してほしいなと考えている。たとえ自分の子の出場時間が少なくなっても。