試合で怪我をするのは、本気のぶつかり合いの面があるから、納得はできないまでも仕方ないとは思える。しかし、長時間の練習の後の怪我は、防げたのではないかと思ってしまう。特に冬季の靭帯系のものや筋肉系のトラブルは、怪我しないようにケアして欲しかったと思うものが多い。
うちの子は小さな違和感で済んだが、チームメイトは、足首の筋断裂で1ヶ月離脱になったらしい。寒い中、練習し、その後の紅白戦で負傷したと。誰かとぶつかったわけでもなく、ボールを捌こうとして起きたらしいので自分の体重でやっちゃったということ。誰かを恨むことはできないが、やはり寒い中の長時間の練習が原因の大きな部分を占めると思う。
怪我をしない…ということが、試合に出るために必要なのは当然だが、寒い中での長時間練習は、選手を怪我させるためにやってるのではと思ってしまう。うちの子はまだだが、2年生にとっては、来年度は高校部活のラストの年。靭帯や筋肉系のトラブルを今負ったら、インターハイ予選にギリギリ間に合うか否かになってしまう。全力で取り組めずに部活を終えるのは可哀想過ぎる。
怪我は仕方のないものではあるが、避けることができる不安要素は、指導側が全て取り払った上で、練習も試合も生徒に行わせて欲しい。