時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

【高校部活サッカー】怪我をしなかった幸運


うちの子供が、最初に公式戦に出ることができたのは、たまたま同じポジションを争う先輩が二人とも怪我で離脱したから。3年生が抜けた後、新チームになってすぐのことだった。

うちの子が言うには、先輩は2人とも上手くて、先輩が戻ってきたら自分は出られなくなるだろうと言っていた。しかし、先輩は2人とも重傷で、1人は2ヶ月後に復帰、もう1人はかわいそうなことに3ヶ月後に復帰するも、すぐ再発させてしまい、ようやく3月の終わり頃に復帰した。1人目の先輩は、スタメン復帰するも、別なポジションとなったため、うちの子はスタメンをキープ。2人目の先輩は、うちの子とポジションが重なるままだが、ブランクが長いためか公式戦に出られない状態。練習試合でも完全にうちの子の方が上の扱い。

何が違うかというと、怪我をしたかしなかったかだけの差に思う。

新チーム立ち上げ期に、偶然のチャンスで競争少なくポジションを得たことは大きかった。もちろん2人の先輩が怪我で休んでいた時は、別のポジションの先輩や、同じポジションのBチームの同級生と争うことにはなっていたのだが、やはり元々Aチームで同じポジションを争っていた先輩との争いとは違い、うちの子に一日の長があった。

思えば、小学校の時から運の良いことにうちの子は怪我には無縁だった。背が圧倒的に低いために、接触プレーでは色々無理をしていたにも関わらず。もちろん小さな怪我はあったが、長期離脱するような怪我はなかった。接触プレーで言えば、あまりに小さいので、基本的に相手チームの選手がぶつかると吹き飛ばされ倒れてしまうので、中学までは、それでフリーキックを得ていた。高校では身長も平均に近づいてきたこともあり、同じような感覚で倒れてもフリーキックを取ってもらえないと冗談として言っていた。まあ、それはそうで、サッカー部は平均身長以上の選手が多い中で、中学時代までは平均より15センチは小さいうちの子が接触したら、それは可哀想な構図になる。中学までの審判であれば、同情も加味してフリーキックを取ってくれたのだろう。しかし高校の公式戦では審判のレベルが上がる。だから同情などと言うものでは騙されないし、そもそもうちの子の身長が平均に追いついてきている過程であったので、段々と取って貰えなくなるのは当然というか、そう言う話を本人から聞けたのは、うちの子が身長的にハンデがなくなったということだから嬉しかった。

脱線したが、怪我かなかったこと…これがうちの子にとってラッキーなことであったのは間違いない。