うちの子は、高3の5月に学校で測った身長が171.7cm。去年の同じ時期が170.8だったので、大体1cmの伸び。高3なので、もう止まっている人が大半だと思うが、一応伸びてはいる。今年は0.5ミリくらいで、最終身長は172.5に行くか行かないかだと思う。測定タイミングの誤差等はあるけれど、大体そんな感じだろう。
これまでの身長の伸びとサッカーでの試合の出場状況を振り返ってみる。過去のエントリを見直すわけでは無く記憶を頼りに書くので間違っているかもしれないけれど。
幼稚園時代
気づいた時には背の順がクラスの先頭だった。幼稚園入園時くらいから気にはなった。ただ、身長の伸びのグラフをつけると、標準の範囲にギリギリ収まっていて、特に何か対応できるところまでは行かなかった。憎いくらい標準とされるギリギリのラインに乗っていた。ある意味、身長の標準のグラフはすごい精度なのだと思わされた。うちの子の伸び方を的確に押さえているのだから。
年長からサッカーを始める。まあ、この段階ではサッカーに触れるというのが正しいかな。
小学校1-2年(U-8)
伸びは相変わらず。年齢における平均の伸びより若干低い伸びである。身長の成長曲線の下限値の近くを沿う様に推移。
サッカーは週一で通うも、特に力を入れるというのでもない。みんなと楽しくという感じ。
小学校3-4年(U-10)
うちの子の伸びは相変わらずだが、成長期直前の年齢で普通の子の場合、成長期を前に少し身長の伸びが停滞する時期のようで、結果的に平均の伸びより若干伸びた感じになっている。しかし背の順は相変わらず先頭。
サッカーに目覚め、週3の練習。練習が無い日も公園でサッカーで友達と遊ぶ。試合には普通に出るが、フル出場というわけではなかった。しかし4年の後半から、思い切りの良いプレーとアジリティからフル出場できる試合も増えてくる。
小学校5-6年(U-12)
うちの子はまだ成長期に入らないので、U-8時代には辛うじて身長差を少し挽回するも、あっという間に引き離されていく。
身長差、運動能力差のサッカーへの影響を感じ始めた時期。まだ始まりだったけれど。フィジカルが弱いから、フル出場には…と言われ始めたのはこの頃。
中学校(U-15成長期前)
サッカーでは、一番フィジカルの差がついてキツかった時期。サッカーをやっている同級生との身長差は15センチ以上。入学当初は練習試合では2年生と混じって出場していたが、3年生が抜けた1年の秋くらいから、体格差のみでなく体力差も目立ってきて上の学年での試合に出る頻度が下がって行った。まあそれは当たり前で、1年の秋に身長144.0センチ、1つ上の中2の平均身長は162.0センチ…つまり18センチ差。サッカーやってる子は平均より大きい子が多いから、20センチ以上の差があるわけで。これはどうしようもない。怪我の危険性も高くなるくらいの身長差だと思う。最終的にうちの子は、上手いけど体力がないから…という言葉に苦しむことになる。
結局、うちの子が成長期に入ったのは中学2年生の春以降なので、それまでの半年間は更に差が広がっていった。
それでも、成長期に入るまでは、平均的な11歳程度の子の身長の伸びは示していた。だから平均より2年程度成長が遅いと思うことができた。
中学校(U-15成長期突入)
2年の春までは成長期前の身長の伸びしか示していなかったが、秋には6センチ伸びていた。半年で6センチ。これは典型的な成長期突入のシグナル。ただし、部活引退までで到達できたのは結局、やっと160センチを超えたと言える161センチまでだった。結局、体力が…体格が…と言われ続けて、スタメンフル出場は、ギリギリ最後の大会辺りにたどり着けたという感じだった。まあ、中3の夏なんて、身長の伸びという面での成長期が終わって筋肉をつけ始めて大人の身体になってる子も沢山いるから、現実に体力、体格の差は客観的に明らかで仕方がない。
高校(U-18)
一応、親としては高校の部活には、少なくとも身長は平均に追いついて、フィジカルがどうのとは言われず、かつ元々の足元の上手さから、ある程度の活躍ができるのではと思っていた。小学校高学年から日々努力を積み重ねたことが、身長差がありながら少しずつ試合に出ることができるように繋がり、高校で一定の活躍をする…ことを期待していた。そしてこうなることでうちの子に、努力が報われる体験をして欲しいと思っていた。
幸いなことにこれは達成できたと言える。地区のリーグで、まあ強いと言えるリーグに属していて、その中で1年時、3年生が抜けた後の新チームで、秋からスタメンフル出場を重ねられたのは、本人の自信になったと思う。残念ながら、このチーム、2つ上が一番強くて、1つ先輩がその下だが、うちの子の代が一番弱い感じ。尻すぼみな感じで残念ではあったが、中学の同級生のこの高校と対戦する時、向こうはBチームなのに、うちの子がAチームで戦い、かつ勝利するのは本人にとって嬉しいことだったと思う。ずっと努力しずっと上手いけどフィジカルが…と言われてスタメンフル出場を逃してきた小学校高学年から中学の時の努力が報われるこういう経験が必要だと考えていたから。親としてもそういう話を聞くと嬉しいし。
成長期の2年の遅れは厳しい
身長は、まだ伸びてはいるが、もう大きく伸びる時ではなくなった。成長期に入って4年経ったから。平均的に成長期を迎えた子で言えば高1くらいかな。完全に成長が2年スライドして遅れた形になっている。
しかしこれは振り返ってみても大きすぎるハンデだった。中学生というガンガン身長が伸びる時期に、2学年分の差、つまり中3の中に中1が混じっているということだから。1学年なら飛び級というか上手い子が上の学年でやるというのはチームても何人かは普通にいるけど、2学年違うと中々そういう子は少なくなる。まあ成長期が早く来た子で上手ければ…可能性はあるのかもしれないけれど。うちの子は、3年時にさえフィジカル的には後輩である2年生の平均の方が上という状態なのだから、そんな中で競うのは中々に厳しい。よくくじけず続けたと思う。結果的に努力は報われるという成功体験を得ることができたので、幼稚園時代からサッカーを続けてきた教育的効果は高かったといえる。今だから言えるけれど、中学時代は親も苦しかった。
うちの子の身長の伸び方
幼稚園の時からずっとクラスの先頭だった。身長の成長曲線は、ギリギリ成長の範囲内の下限を這ってきた。そして2年遅れの成長期。成長期スタート時の身長は、伸びから見て146センチあたり。成長期がスタートした時期は、平均より大きく遅かったものの、スタート時の身長146センチというのは平均的な感じ。
成長期突入が遅くてヤキモキしたけれど、突入時の身長が146センチと平均的だったことは、最終身長も平均的な値に近づくだろうと予想できて、その時点で少し安心できた。
身長の伸びや最終身長は、部活中にしても気になるから。