歴史は繰り返されつつある?
『親と部活顧問がもめること』を書いた。1つ上の先輩の代の時起きた理不尽なことする当時の顧問とされた側の先輩の親との戦い。先輩の親の理詰めの攻撃により、顧問交代にまでなった。そして…うちの子の代において、そのような感じの戦う親が再び出て来そうな状況になっている…いるのだが、もちろん状況は違う。
背景
入学して直ぐの5月から1年生でただ1人、3年生を差し置いてベンチ入りしスタメンではないものの度々試合にも出場、それ以降、これまでずっと基本的にはスタメン起用されて来た子が、自分の代になった3年時のインターハイ予選で、突然のスタメン落ち。うち1試合は出場さえなし。それ以降まだ2試合のみだが、リーグ戦も練習試合もスタメンではなく途中交代要員。ラスト5分だけという試合もある。スタメン落ちした最初の試合では、うちの子も、「驚いた、何で外されたか分からない」と言っていた。
理不尽性
先輩が試合から外されたケースでは、具体的には書かないが、誰にも分かる試合に出さない理由があった。ただ、それが長期間試合に出さない理由としては理不尽であっただけで。しかし、今回の同級生の場合には、そういうものはない。あくまで顧問の裁量の範囲と言われればそれで終わる。ただ、1年生の時から顧問に明らかに別格として扱われ、その結果とともにその上手さから生徒にも別格として認識されていた子が、自分の代の大きな大会でスタメンから外されたのみならず、試合に出ることさえなくなるのは、やはり何故?と思ってしまう。もちろん怪我などではない。しかし選手起用で顧問は一々理由を説明しないから、なぜ外されたか生徒本人もその親も含め各自が考えなければならなくなる。
うちの子の感想
最初の感想こそ、「驚いた、何で外されたか分からない」だったが、日が経つにつれ言うことが変わって来ている。「あいつ、最近調子良くない」と言っている。チームメイトからもそう見えるのなら、試合に出られないのも仕方ないなぁ…と思ったが、考えてみれば、単にうちの子が、"試合に出られない"→"あいつは調子悪い"に直結する思考になっているだけの可能性がありそうには思う。
親のライン
私は入っていないので直接は知らないけれど、伝え聞くところによると少し不穏な気配が出始めているらしい。その子の親がライトな愚痴を吐いていると。そしてその愚痴に付き合う他の親がいると。進め方間違えるとバタバタが起きるなぁと。
ただ、生徒にも調子が悪いという評価をされつつある子が試合に出るために親が顧問に口出しするというのは、先輩の時のような多くの人が納得できる"理不尽さ"が必要なのだよなぁ。1年生の時から別格だった…というだけでは理由になり得ないから、争うとしたら理不尽さを前面に掲げないといけないけれど、無いとおもう。だから先輩の時と違って親のラインで愚痴吐きで終わるのだろうなぁと。