日本語と少年サッカー

広く日本語に関わることとサッカーについて

6ヶ月前、1年前と比べて成長しているか


サッカーを続けるために一番大切なこと

試合に出られる出られないは、重要なことだけれど、子供がサッカーを続けることにおいて、最も大切なことは、精神面、技術面ともに成長していること、そして、その成長を感じられることであると思う。6ヶ月前、1年前と比べて、自分の子は成長しているか否か。これが一番大切なこと。わかりやすいのはリフティングの回数や種類、ボールの飛び方、特にフリーキックやPKにおけるボールの飛び方。これらは、小学生時代であれば、日に日にうまくなるから、真面目に練習している子であれば、半年、1年前と比べて成長していることが良くわかると思う。まあこの時期は、真面目にやっていなくても上手くなっていくのではないかとさえ思える。高学年になると、カーブや無回転蹴ろうとしたりも自発的に試みると思う。うちの子の場合、これまでずっと緩急をつけたプレーをしろと言ってきたのだが、あるとき急にボールを迎えに行くとき、ファーストタッチ、その後のドリブルの各ポイントにおいて緩急をつけて行うことを意識するようになった。ある日突然というのが正しくて、本当に全てが同時に起こった。このように急展開で成長が現れることもあれば、地道にキックを修正して行って、当初目標とした無回転チックなボールが飛ぶようになったとかそういうのもあった。こういう第三者の目に見える成長もあれば、おそらくポジショニングとかの本人しかわからない成長もあると思う。

子供の成長を優先した上で他の子と比較する

子供自身の成長が最重要であることを前提にした上で、試合に出るために大切なのは何かと考えると、他の子との成長の比較が大切だと考えている。
他の子の半年、1年前と今現在できることと自分の子のそれらとの比較。これが縮まっているか広がっているかが、試合に出るためには重要になってくる。また、例えば自分の子より6ヶ月早く産まれた子の半年前の状態と今の自分の子の状態との比較をしてみて、同等か上回っていると言えるのであれば、たとえ今現在の状態で差がついていたとしても、それは身体の成長の差と考えれば良い。単に早く生まれたから早く成長してるだけと。もちろん早く生まれたほうが、試合に出るためには有利ではあるが、生まれたのが遅いことによる成長スピードの話と分かれば、何をすれば良いか次の手が考えやすいし、なにより精神的に落ち着く。うちの子も早生まれであるが、4月生まれの子と比べれば1年近く差があることになる。成長期に入るのが早い遅いも同様なことと考えればよい。まあ、この辺りは、子供の人生に関わることで、Jリーグの選手は4〜7月生まれの子が多いとかそういうのを見るとめげるわけであるけれど。

サッカー人生におけるピークの考え方

自分の子が試合に出られないのは、スタメンの子より先天的能力や練習量が劣っているからとあきらめる前に、周りを中長期的に見ることは、自分の子をスタメンにするためにとても大切なことだと思う。他の子の成長が止まる中学、高校時代にもまだ自分の子の成長が続くと思われるのであれば、中学、高校、大学でのスタメン奪取に標準を合わせてサッカーを考えることを親子で考えてもよいと思う。これにも、絶対的、相対的なサッカースキルの成長確認が必要となる。以上から、6ヶ月前、1年前と比べて、自分の子は成長しているか否かを確認することは、子供がサッカーの試合に出場するために必要なことであると考える。しかし、それでもやはり、今この時の小学時代においても試合にたくさん出ることを目指して行く必要はある。中長期的な視点から成長を感じることも大切であるし、短期的な視点から今現在の試合に出ることももちろん大切である。だから直近の試合にもいかに出られるようにするかということも常に考えるべきである。というか、そうとでも考えないと、生まれ月や成長期到来による差について納得しながら先に進めることはできない。