時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

仏の顔も三度というが…人として完全にダメな暴力教師


教壇に立たせてはダメな人間が、体罰問題を起こして2度復活していた訳か。何か勘違いをして、体罰しても大丈夫、殴りたい時に殴るとか思っちゃったのだろうか。

記事

非常に短い記事であるが、これだけでも、この教諭がダメ人間であることがわかる。

表に出ているダメな点

教室で1年生の男子生徒の腹を殴る体罰を加えていた

腹を殴る…最低な人間だ。ケツバットという言葉があるが、お尻は余程のことがなければ痛いけれど後遺症にはならない。しかし、腹はひとつ間違えれば死ぬ。この教諭は腹を殴っている。もう、その一事を以ってダメ人間確定である。

他の生徒らには「今からあかんことが起きる。みんな顔を伏せろ」と指示したうえで、暴力を振るったという。

すでにダメ人間確定であるが、ダメな人間は本当にダメである。他の生徒のいないところでとかそういうことは面倒だからしない。心の赴くまま、殴りたいところで殴る。最悪である。で、見ていないことにしろと他の生徒に言うと。

溢れ出るダメな点

とにかくこの短い記事は、どこを読んでも男のダメっぷりが描かれていて芸術の域に達している。

殴った理由

生徒が授業中に無断で保健室に行ったから

うーん、ズル休みなのかもしれないが、しかし、保健室に行ったのなら授業休んでゲーセン行ったとかよりマシだと思うが。まあ、保健室に行ったというくだりで、生徒が腹痛とか言ったのかな。ではということで腹を殴ったのだろう。

仏の顔も三度

これまでに体罰で懲戒処分を2度受けており、市教委は当面、教諭を指導から外し、今後、県教委が処分を検討する。

まあ、体罰3度目ということか。仏の顔も三度というけれど、そもそも最初の時に県教委がちゃんと指導するか、生徒から隔離するかしないから、犠牲者が少なくとも2人増えた訳だ。第2の体罰の時でもちゃんと対応していれば、今回の腹を殴られた生徒は、殴られずに済んだ。県教委の罪も重い。
「今からあかんことが起きる。みんな顔を伏せろ」と指示してから殴るなど、過去2回の懲戒処分が全く効果がなかったということ。県教委舐められたものだし、それ以上に、この程度の懲戒なら殴りたい時に殴った方が楽しいくらいに思ったのではないだろうか。もう2度と人を教える立場に立ってはダメな人間である。

気になる点

他の生徒らには「今からあかんことが起きる。みんな顔を伏せろ」と指示したうえで、暴力を振るったという。

この記載、1つ気になる点がある。
「他の生徒ら」
生徒…ら?他の教諭か、生徒以外の誰かがいたということだ。その人はおそらく大人であろう。その人が県教委に連絡したのだろうか。

職場で人の腹を殴るということ

この事件で、体罰などという言葉を使ってはいけないのが、この教諭が行ったのは、職場で人の腹を殴ったのである。これ、自身に当てはまれば分かると思うが、かなり悪質な行為である。このようなことを中1の生徒の前で1人の生徒に対し行うことの異常さを考えなければならない。

腹を殴るのは、体罰ではなく暴行罪

そもそも、腹を殴るというのは、刑法で定める暴行の構成要件を満たす。記事に書かれている内容から見れば、授業中に無断で保健室に行っただけで腹を殴っているので、違法性も満たす。他の生徒らには「今からあかんことが起きる。みんな顔を伏せろ」と指示しているので、悪いことをしているとの認識がある上で殴っている。教育の視点での体罰という言葉ではなく、刑法での暴行罪という言葉で語るべき事件である。これを2度までも見逃してきた県教委にも責任はある。

暴行犯を3度許し教育現場で4度目の被害者を出すならば、県教委の説明責任が出てくる

この事件にもかかわらず、再度この教諭が教育現場に立ち、4度目の体罰的な事件が表に出てくるようになったら、その時は、県教委が何のためにある組織なのかが問われることになる。罰が甘ければ、何度でもやるような人間には、同じ罰では効果がないので、そのような行為ができないように処分しなければ、犠牲者は増え続ける。他の生徒の前で暴行を平然と行う人間なのだから、4度目引き起こしても全く不思議ではない。

「当面」と「今後検討する」の意味

「市教委は当面、教諭を指導から外し、今後、県教委が処分を検討する。」ということだが、「当面」という語が、単に処分までという意味でなく、しばらくしたらまた指導に従事させるというニュアンスに聞こえてしまう。「今後検討する」という処分はいつ出るのだろうか。ほとぼりが冷めるまで出ないということなら、恐れていることがまた起きる。文面からは、なぜか県教委が再度許す気満々に見えてしまう点がきになる。