一見、子ども連れの親が周りに気を使わなくても良いようにした配慮と思えるのだけれど…これって。
JR東海のアナウンス
気になる文言は、
小さなお子さまと一緒でも気兼ねなく
がトップページに書かれていること。これつまり、「お子さま連れ車両」以外では、JR東海として周りに気を使えとまでは言っていないが、少なくとも自主的には気を使うことを前提にした文言ではないか?
多角的に子ども連れを追い込む制度に見える
これを利用する子ども連れだけが新幹線車内で子どもがうるさくしても免罪される。これをわざわざ制度とすることにより、それ以外の親はダメ…みたいなムードを醸し出さないだろうか。
先に書いたように、JR東海として周りに気を使えとまでは言っていないが、少なくとも自主的には気を使うことを前提にした文言に読めてしまう。JR東海は子ど連れは周りに気を遣えとは言っていないと逃げられる余地はギリギリ残してある感じなのは、制度を作る側としてズルいのではないか。ただ、トップページに書いているということはJR東海の意思だと考えることもできるので、JR東海として子ども連れ車両以外では配慮しろということを言外に言っているともとれる。
何でこんなリスキーな表現にしたのだろう
JR東海としては、
小さなお子さまと一緒でも気兼ねなく
というフレーズがどのような意味を持つかは分かった上でトップページに持ってきているのだろうから…車内で子連れは騒ぐなというスタンスを主張したいということなのかな。しかしこれは今の時代ではリスキーだと思うけれど。
期間、設定列車限定であることが嫌らしい
これまでもあった。
これまでは「お子さま連れ専用車両」をジェイアール東海ツアーズの旅行商品として企画されていた。旅行商品というのであればまだ分かる。しかし、今回はJR東海の企画として「EXサービス」および駅・旅行会社の窓口等で申込めるようになった。この差は大きい。
GW限定で、かつ1日上下線各2本…
これも、GW中に他の発車に乗る子ども連れに、静かにしなければというプレッシャーをかけることになりかねないと思うのだが。JR東海の方向性が子ども連れ排除に見えてくる。