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トランプ大統領の大相撲観戦


とにかく目立つことや初めてということが大好きな人だから、この大統領杯授与も満面の笑みで写っている。

トランプ大統領、御嶽海寄り切り無反応/観戦の様子

https://www.google.co.jp/amp/s/www.nikkansports.com/m/battle/sumo/news/amp/201905260000780.html

2019/5/26 日刊スポーツ

記事中の写真見出しに「トランプ米大統領(中央)は西岩親方(左)の力を借りながらうれしそうにアメリカ合衆国大統領杯を手に笑顔を見せる」とあるのだけれど、「うれしそうに笑顔を見せる」って、どんだけ嬉しかったんだよ。

懸賞59本

結びの一番の懸賞は59本。これは凄いわ。20本3セットがグルグル回るのだから、トランプ大統領に何事かと思わせるに十分な量だった。

アメリカ大統領杯

これ、だれがお金払って作ったのだろうか。トランプ大統領は富豪だから自腹でも大したことはないのだろうけれど、名称が「アメリカ大統領杯」なので、私人として勝手にお金払って作るわけにはいかないだろう。国としてのアメリカ大統領杯であるので。

寄り切り無反応!

寄り切り無反応というのは少し茶化して書いているが、まあ、それはそうだろう。トランプ大統領が相撲通ということでなくて、一般的なアメリカのスポーツ好き程度であれば、寄り切りなどは、アメフトのブロックみたいなもので、ワンプレイの流れのうちの一部でしかない。しかし相撲ではそれが試合の全体。一回ブロックしたら今日のお仕事おしまい。もっと言うと、2週間かけて15回ブロックしたらそれで優勝が決まる。アメリカ人にしたら「え?これがスポーツなの?」となってもおかしくない。まあ逆に、大相撲好きがアメフトを初めて観ても、何やってるか分からないし何で何時間もやってようやく決着がつくんだ…となるようなもの。そんな感じのことがトランプ大統領に起きていても別におかしくない。

超多忙ならばこその事前レクチャー

しかし、一挙手一投足が多くの人に現場でもテレビやネットを通じても見られ、それが繰り返し再生視聴されることは分かっているので、超多忙なのはわかるが、少しはレクチャーを受けた方が良かったのではないだろうか。別に細かいことを知る必要はないけれど。無反応と書かれるのは防げたのではないかなと。居酒屋で何をどうしようが構わないけれど、天覧相撲もある国技と呼ばれる相撲なのだから無反応と書かれるのはちょっとないでしょう。スリッパで土俵に上がったとか、マスを壊して椅子を入れたとか、今回限りとなる可能性のある大統領杯が30キロとか色々言われてしまうのも、なんでも異例なのが好きでありながら、面倒なことが嫌いで機嫌を損ねたら大変なトランプ大統領だからこそのエピソード。

逆にレクチャーされ過ぎたとか

レクチャーで、相撲は単なるスポーツではないと散々吹き込まれ、実際周りの人たちも特にはしゃいでいるわけではなかったから、寄り切っても特に反応しなかったとも考えられる。実際、やりきったからって身を乗り出してよっしゃーってやってる人なんていないからね。ああ、仮に事前に動画を見ていたにせよ、ライブで見るとまた違うだろうから、「これで勝負がついたのか、そういうことか」と思っただけで何もリアクションしないのはおかしなことではない。

ふいにPANAMを思い出す人たち

大昔、パンナムという航空会社の日本支社長が「ヒョーショージョーッ」と怪しい日本語で優勝力士を表彰していたとtwitterで言われている。国賓としてでなければ、アメリカ人の優勝力士の表彰はトランプ大統領が初めてではないのか。残念でしたね。パンナムといえば、数年前に同名のアメリカドラマをやっていた。パンナムは1991年に破綻した航空会社で、ドラマは、1963年という絶頂期の群像劇であり、CGを使って当時の雰囲気を出していた。これ、好きなドラマであったが、現地で視聴率が全く振るわなかったらしく、シーズン1で終了してた。しかも結末はグタグタであったので、予定した1シーズンもまともに放映していないっぽい。要は打ち切り感溢れる終わり方。アメリカのドラマで俺たちの戦いはこれからだエンドを見ましたよ。まあ、パンナムはトランプ大統領関係ないけれど。とにかくトランプ大統領は、表彰状を英語で読み切ったので、伝説のパンナム表彰の再現はならなかった。