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曜変天目茶碗


国宝の曜変天目茶碗が3椀同時公開ということで、公開している美術館の1つである静嘉堂文庫美術館(東京都)に行ってきました。

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GW中盤の人出からみて穴場

GW期間中でしたが、茶碗を見るのに何十分も並ぶということは無かったです。入館してすぐに曜変天目茶碗の展示スペースがあり、周りに人は囲んでいるものの難なく見ることができました。というより、美術館としてはガラガラの部類に入るでしょう。twitterで見る限り、MIHO MUSEUM(滋賀県)と奈良国立博物館の展示の方は大行列みたいですし、この静嘉堂文庫美術館も10時の開館時は結構並んだようです。私が入ったのが12時前のお昼時というのも空いていた理由かもしれません。

写真と現物

まあ、分かってはいましたが、写真にあるような神秘的な青い光は、曇り空の展示ルームでは見られませんでした。美術館も曜変天目の美しさを引き出すために、日光の当たる場所に展示する気配りをされていたのですが、晴れと曇りの中間のような天気で、陽光が差しているとはいえ弱く、陽の光が当たる側に来ても、微かに青くきらめく程度でした。なんというか、写真は凄いなと感じました。強制的に光を当てて、茶碗にとって一番と言える美しさを放った瞬間を引き出して捉えたのでしょうから。ただし、それがこの茶碗の最大の実力かというと、違う気もするのですが。この茶碗にも用の美があるのではないか、そして、その際にはどのような美しさが放たれるのかが気になります。この茶碗には、色覚面以外に何があるのか、ということが残念ながら素人なので分からないが、その辺りにこの茶碗の真の実力があるような気がします。色覚面以外は、実用面の魅力しかないとかそういうのがあれば良いなと。見る目がないと、その辺りが楽しめないのでせっかく国宝を目の前にしても残念です。

同時企画「日本刀の華 備前刀」

同時企画として、というか、本来の企画として、日本刀が展示されていました。この手の展示ではお馴染みの刀剣乱舞ファンがいらっしゃいました。彼女たちは1振あたりの鑑賞時間が長かったので、彼女たちの後に着くか前に着くかで、鑑賞開始時間がほぼ同じでも、終了時間に大きく差が出ます。今回は後ろについてしまったので、途中で飛ばして彼女たちの前に行き、後で戻って来た見ていない展示を見ることで時間を節約しました。いや、毎度思うのですが、本当に鑑賞時間が長いです。それだけ語るというか見るべきポイントの知識があるということなので、好きなるというのは凄いことだと思います。その点では感心するも、マイペース過ぎるのはちょっと…流れを読んでほしいです。周りに合わせて観て、もう一回最初から並んで見れば良いじゃんという気がするのです。

なんでも鑑定団

2016年に「開運!なんでも鑑定団」で新発見の曜変天目とされた茶碗は今回の同時公開には入っていません。というより、そもそもこれまで展示さえされていないようです。あの茶碗はこれから数奇な運命をたどるのですかね。

開催日程

以下のように開催されています。

MIHO MUSEUM

http://www.miho.or.jp/
2019/3/21木祝~2019/5/19日

奈良国立博物館

https://www.narahaku.go.jp/
2019/4/13日土~2019/6/9日

静嘉堂文庫美術館

http://www.seikado.or.jp/
2019/4/13土~2019/6/2日

二子玉川駅から歩いて行く

二子玉川から歩いて行きました。玉川高島屋の裏を北上すると小さな川にぶつかるので、それを左折して川沿いに行けば、敷地にぶつかります。敷地に入ってからまたしばらく距離があります。しかも坂道です。駅から美術館入口まで徒歩25分目安です。行き方は単純ですが、まあ時間はかかります。バスも出ています。バスだと乗車8〜10分見当+徒歩5分とのことです。

【バス時刻表】(静嘉堂美術館HPより)

http://www.seikado.or.jp/guide/bus.html