時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

教諭が生徒にわいせつ行為をし行方不明になって、県大会出場取りやめ?なんでそうなるの?


何もかもがおかしい小事件。色々起きていることがおかしいけれど、一番おかしいのは、起承転結的に何で結末が「県大会出場を取りやめ」なのかと。

記事

起承転結?

この事件、まず、起承転結がおかしい。
【起】:顧問の教諭が陸上競技部合宿中に生徒にわいせつな行為をした
【承】:翌朝生徒はそれを訴えた(誰に訴えたかは不明)
【転】:教諭は、自分の車で宿舎を出た後、連絡が取れなくなり、学校から相談を受けた県警が捜査
【結】:同校は15日に保護者説明会を開き、16日に予定されていた陸上競技部の県大会出場を取りやめた。

起承転までは、教諭のやったことは事実であればおそらく犯罪行為であるが、まあ、事件の流れとしては理解できる。

結が結になっていない

しかし結末がおかしい。なぜ、県大会出場を取りやめることになるのか。これは、教諭の不始末の結果を生徒に負わせる形になって非常に良くない。県大会出場は中学陸上競技選手にとって思い出となるはずのものである。それを、教諭の不始末が原因で取りやめとして良いのだろうか。特に問題は、出場取りやめが、教諭の不始末による直接的なものでなく、その結果を受けた保護者説明会を経て決定されたと思われることである。確かに出場すれば好奇の目で見られることになる可能性は高いであろうから、保護者としても苦渋の選択であろうが…理不尽過ぎる。

行方不明にならなければ…

ひょっとしたら、もみ消されていたかもしれないので、良かったとは言える。教諭が行方不明になってしまっては、学校としても、もみ消しようがないから。もはや教育委員会でさえなく、学校から被害相談を受けたう県警が行方を捜すというところまで行くしかない。

言い訳…らしきもの

本人の言ではないが、事件を起こす前に、他の教諭と酒を飲んでいたと、理由というか、言い訳らしきものも取り上げられている。まあそれで行為が正当化されることもないが、記事を読んだ人の中には、お酒によって理性のタガが外れる人もいるよねと思う人もいるだろう。

そもそも

そもそも内容的に記事にするような事件ではないような気もする。ただし、やはり尋常ではなく小さいことが色々ありすぎる事件ではある。しかし、記事にしたことで、保護者の願い虚しく、好奇の目に晒される可能性は高まった。兵庫県の公立中学校の陸上競技部生徒で、県大会出場を取りやめたとなると3名にまで絞り込めてしまう。この記事、もっと抽象的な表現でよかった気がする。

地元紙は、もっと具体的

先に挙げたのは読売新聞で、全国紙だった。地元紙は、もっと具体的に書いている。

 学校名と競技種目も書いている。これは本当に必要な情報なのだろうか。そうでありながら、教諭名は書いていないし…とはいっても、書かれてはいなくても、こちらは完全に特定可能であるが。40代…何でこんなことするかな。逃げてしまっているから、生徒の狂言ということもなく、行為を認めてしまっているということだし。