時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

宇野昌磨選手に敗れた羽生結弦選手に天才の凄さを見た


フィギュアスケート全日本選手権で、宇野選手に破れ2位となった羽生選手の写真を見て、羽生結弦というスケート選手がマジモンの天才だと思った。

記事とその中の写真

黒い部分の全く見えない笑顔

主役は宇野選手なので、少しピンボケではあるが、この写真から見えるのは、1点の曇りもない羽生選手の笑顔。負けた羽生選手の笑顔が、チームスポーツで一緒に戦って勝った選手のような笑顔なのである。なんでこんな笑顔ができるのか。

天才の考えは分からない

スポーツ選手は結果で厳しく評価されるので、順位もしくは勝つことに対しては非常にこだわるものである。この大会において、羽生選手は宇野選手に負けたのは明確な事実である。このため、普通の選手であれば、宇野選手に対しては悔しさからくる感情があるはずである。これは、いつも宇野選手より上の成績だから、1度くらい負けても許容できるというものではない。常に勝っていたいという気持ちで試合に臨むものである…普通の選手ならば。しかし、羽生選手は天才なのである。宇野選手に敗れても、この笑顔である。心からの笑顔に見える。これが内心を隠した作られた笑顔だというならは、ちょっと人間が信じられなくなるレベルの嘘つきである。

このシチュエーションで心からの笑顔でいられることの凄み

ミスをしたことで2位に甘んじなければならない状況になった際に、これほどの笑顔でいられること…努力が必ず報われるわけではない厳しいスポーツの世界で、これができるスポーツ選手は、相当な精神力、思考力、ポリシーの持ち主である。やはり羽生結弦選手は、「天才」と呼ぶべき人なのである。