時々のこと

時々気になることと少年サッカーについて

リアル走れメロスの結末2件


まあ、日本が舐められているということだろうけれど、高級車窃盗で起訴された自動車販売会社社長チーマ・アティーク被告が、兄の葬儀名目で出国し戻らないという話。日本お人好しすぎる。メロスを美談だと思っているなら大間違い。そもそも太宰治の作品なのだから、裏読みしないと。

記事

メロスの悪弊

走れメロスは、友情があったから戻ってきたという建てつけであって、人質がいなければ、あんなに必死に戻ることもない。というか、人質なしで王もメロスを帰すはずがない。そういうメインの設定さえ吹っ飛ばして、冠婚葬祭は別、特に葬儀は別という考えは、日本人だなと思わずにいられない。それをパキスタン人の被告に突かれたということ。いやあ、母国に戻して再度捕まるために日本に戻って来るという発想はどこから来るのだろうか。ありえないだろう、それ。

日本が舐められている話、その2(記事)

危機感なしの指名手配犯

いやあ、犯罪犯したから海外逃亡していたのではないのか?どうして再入国しても捕まらないと思ったか。どんだけ舐められてんだよ、日本。しかもマスクのためと。逮捕されるリスクとマスクを手に入れることを並べてマスクを取るとは…逮捕のリスクはほとんどないと思っていたのね、きっと。

詐欺容疑者メロス

ただし、こちらのケースで着目すべきは、「中国に住む友人のため、マスクを買いに日本に来た」と話している点である。友情のために日本に戻ってきた…マスクなど普通に考えて金銭的価値は低い。とても自分が逮捕されることとは比べられないほど低い。しかし、そのマスクで健康を脅かされる友人を守ることができるという思考により、彼は日本に舞い戻った。これは、メロスそのものではないか。なんともあっさり捕まってはいるが。

逆張りの可能性余地はある

先のパキスタン人被告の国外逃亡であるが、逃げられたという表面的事実とは逆に、わざと逃した、つまり国外逃亡されたのではなく、能動的に国外追放させたという考え方もできる。
このまま裁判をして、刑務所に入れて等のコストをかけることで、被告を教育して再発防止を図るより、国外追放させた方が日本国としてのコストは小さい。ならば、人を殺した等の重大犯罪でもないので、追放して終わりにした方が、日本国全体としては利益になるということも言えなくもない。