良い慣習が悪習かはともかく、去年まではこの時期、日本中で歓送迎会が行われていた。それが今年は、自粛しないと、組織として「深くおわび申し上げます」となる時代。早く抜けたい。
伝聞形の多い記事
「明らかにしました。」「としています」「ということです。」×4「コメントしています。」。これは伝聞ばかり。記事には「慶應義塾大学病院のホームページによりますと」などとある。NHKの取材力とは!…NHKも大変なのだということが分かる。
歓送迎会のできないこの時代感
研修医らはおよそ40人で会食を行っていたということで、病院は「医療者として許されない行為で、深くおわび申し上げます」としています。
伝聞形はともかく、会食を行っただけで謝罪とは厳しい時代である。しかし、この会食という言葉。まあ、飲み会でしょう。いや、40人というのは宴会と呼ぶべきか。
「先月31日に病院での研修を終えた研修医」とあるので、送別会とかその類のものでしょうね。濃厚接触の三要素満たしまくりの可能性と。日常が日常でないというこの時代感。
病院はすべての教職員に対し、会食を行わないよう繰り返し注意していたということです。
これも時代。
また、繰り返し注意しても、人はこんなまま。
現代の日本でこんなことになるとは。