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自宅でのマスク着用:COVID-19は、人が集まる理由を問わない


家庭内感染が話題になるということの意味は、つまるところ、自宅でも一人暮らしでないならば、マスクを着用せよというところに落ち着く。自宅でのマスク着用…さすがに厳しいことになっている。しかし、新型コロナウィルスは人を選ばない。感染リスクにおいては、同居の家族と外で出会った他人との差はない。

記事

記事の書き振り

90歳代女性、70歳代女性、70歳代男性は、いずれも7月30日に感染が分かった40歳代男性の親族で、無症状という。3人は同27日に40歳代男性の家でマスクを着けずに約2時間歓談し、濃厚接触者と特定されていた。

高齢の方々の感染なので重症化が心配されるが、記事の時点で無症状なのでひとまず安心である。
それはそれとして、「感染が分かっ40歳代男性の親族」「40歳代男性の家でマスクを着けずに約2時間歓談し、濃厚接触者と特定されていた」との記載が気になる。これ、暗に家の中でマスクを着けることを求めることにならないか。同居の家族以外は、いずれかの者の家で会う時も、マスクはすべきであるということになるのか。その合理性は理解できる。できるが…

マスクを着けずに約2時間歓談

これはもうなんというか…例えば法事。例えば何かのお祝い。同居でない家族のイベントは多々ある。この夏は、おじいちゃんおばあちゃんの家に帰省というのは控えようという声は聞くが、帰省のレベルでなく、近くに住んでいる者たちが会うことも控えようということ。確かに4月〜6月は、それが比較的徹底されていたとは思う。経済活動再開やGOTOが言われているにも関わらず、実態は親戚の集まりも避けた方が良いということ。「マスクを着けずに約2時間歓談」は、事実を書いただけであるが、しかし、ここにはネガティブなイメージを感じる。親戚と会うにも、マスクを着けずに約2時間歓談するのは、感染予防の観点からは良くないことだ…というイメージ。

条件を変えた仮定

これ、全員が比較的年齢の高い者であったため、高齢者は特に気をつけないとという文脈で読まれるが、高齢者だからということは、感染者は他者を感染させる可能性のある者と考えれば、このコロナ感染においては意味が無い。そうすると、記事での要求は、全ての年齢に当てはめるべきである。すると次のようになる。

「年齢を問わず、親族であっても、同居の家族でなければ、自宅で会う時も、マスクを着用すべきである」

まあ、その通りではあるだろう。

県福祉保健部次長の言葉

危機感を持っている。家庭や職場での感染が広がっている。マスクの着用や手洗い、換気などの感染対策を徹底してほしい

ここで家庭感染の話が出ていることから考えて、同居の家族に対しても、マスクをして接しろというリスクレベルになっているということ。記者としては、このリスクを広報する位置付けの記事なのだろう。

新型コロナウィルスは人を選ばない