時々のこと

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ベガルタ仙台における道渕涼平選手傷害逮捕発覚後の対応


選手も選手なら、チームもチームな、ベガルタ仙台道渕選手の傷害容疑での逮捕問題。ベガルタのゆっくりゆっくり、そして拙速という、ドリブルじゃあるまいしな対応が、対応のまずさを加速しているよう。

ベガルタ仙台の公式発表

なかなか出なかったが、報道が上がってから、9時間以上経過後の9:30頃に公式発表がアップされた。IT担当者が9時出社なのか、9時過ぎてからアップされたので、労働基準法はちゃんと守る会社なのだろう、ベガルタ仙台。しかし、その発表内容は、いきなり厳しいもので、かつ速い決断。早く公式をと思っていたが、何も処分まで進めることはなかろうに。もう少しやりようがあったはず。

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いきなり契約解除の公式発表

同選手に事実関係を確認した上で、10月20日付けで契約解除を決定いたしました。

なんと!報道されて最初の公式発表が、契約解除!これはさすがに酷い気がする。報道から9時間での結論。事実関係を道渕選手に確認したとか、深夜にやったということか。こういうのは、迅速な対応とは言わない。単に、報道に驚いて、反射的に短絡的行動をとったとしか思えない。これを拙速というのだろう。これ以上の悪材料が出てこない前提でいるようだけれど、どうなのだろう。少なくとも、10月20日0時に、

当クラブが認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたことから、

と把握していない事実があったのであれば、他にもあるかもしれないとかそういうのは大丈夫なのですかね。これ以上、いくらあっても結論は変わらないとか言うのでしょうか。一番怖いのは、ベガルタ仙台側も知っていたのになんでこんなニュースリリース出せたの?と言うケース。そう言うのちゃんと抑えた文章になっているのだろうか。早ければ良いと言うものでもない。というか、これまで散々時間があったのに、見過ごしていて、外から言われたら拙速というのは、最悪なパターンだけれど。組織としての詰めが甘いというか。一昨日の試合に出していたわけだし。

ベガルタ仙台の言い分

「当クラブが認知していなかった事実」が有ったのだから、これまで契約解除処分していなくとも仕方がない。その事実が「クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容」だったのだから。ということだろう。つまり、道渕選手の自己申告に任せていたが、道渕選手は、重大な事実を話さなかった。だからそれを知らない我々は、契約解除までは課さなかったと。これ、まあ、かなり無理な論理であるが、一応、ロジックは通る。ただし、そうなると、今度はベガルタ仙台に説明責任が生ずる。

「当クラブが認知していなかった事実」とは何か

これ、内容をほのめかしさえしていない。ベガルタ仙台側は、道渕選手について、重要な事実を隠していたから仕方がないと言いながら、自分たちは、今回の拙速な契約解除という行動を取った理由の重要部分を言わない。契約解除理由は、「当クラブが認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたことから」であって、「当クラブが認知していなかった事実により、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容であることから」ではない。ベガルタ仙台が知らなかった事実など実は大したことではなくて、元々知っていた事実で十分契約解除となるものだったかもしれない。その辺りを、曖昧にしたまま、報道からたった9時間で幕引きしようとしたということ。隠す気満々なところは、道渕選手を非難する資格がないほど。

ベガルタ仙台の反省文

当クラブといたしましては、本件について大いに反省し、取り組みが不十分であったことを厳粛に受け止め、今後このようなことが二度と発生しないよう、一丸となってコンプライアンスの徹底に全力で取り組んでまいります。

反省していると言いながら、そもそも事実を隠しているのはどうなのだろう。ベガルタ仙台が昨日まで知らなくて、報道で初めて知った契約解除となるほどの事実とは何なのだろう。何と言っても、一昨日の試合には出ていたのが、いきなり契約解除なのだから、余程のことをベガルタ仙台は、知らなかったのだろう。まさか傷害容疑で逮捕されたことを知らなかったのか?というか、それ以外の事実で、傷害容疑の逮捕より重そうなことって無いような…。