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楽天イーグルスの石井監督兼GM誕生!はビジネス的な罠じゃないのか?


これ、罠じゃないか?

生え抜きの平石洋介監督を抜擢するも、就任1年目の成績が3位でクビにし、三木肇2軍コーチを昇格させたが4位と結果を出せず、またもや1年でクビに。このクビを演じたのが「3位はBクラスと一緒」という石井一久GM。彼が、2021年にGM兼任で指揮をとるという。

記事

これを報じているのが、今年3位のドラゴンズがらみの中日スポーツというのがなんとも良い。

自分で自分の首を絞めてからスタートするスタイル

3位、4位の成績を良くないとして、1年目の監督を次々にクビにした責任は、GMにあるのではないだろうか。結果が全ての世界とはいえ、編成の結果に従って指揮をとるのが監督である。持てる戦力の中で闘う監督を結果、それも3位の結果でクビにするのは、石井氏は相当自分に自信があるのだろう。しかも、その結果に編成の長である自身の責任はないと考えているのだから。GMが残ったまま監督のクビを次々に切るのは、結果は監督の責任であり、自分には辞めるほどの責任がないと考えているということ。本当なのかなぁ。野球は、実際のプレーは選手がするので、監督がどんなに素晴しかろうが、ダメな時はダメなのは本人が一番知っていそうなのに。

サッカーの小倉監督思い出す

2016年名古屋グランパスのGM兼監督の小倉隆史監督を思い出す。この人、グランパスの宝と言える人だが、球団初のJ2降格になってしまった。グランパスとしては小倉氏は大切にしてビジネスにつながるべきところ、チーム初の降格監督というとんでもない傷をつけてしまった。これで、名古屋グランパスは、小倉隆史氏を、将来にわたって使いづらくしてしまった。

前兆

東スポではあるが、昨年、平石監督をクビにした際に、

3位になれたのか、3位にしかなれなかったのか、みんなもう一度考えてほしい。僕の中では3段階に分けたらBクラス

なんて言っちゃってて、それがブーメランと書かれている。まあ、その通りだと思う。3段階に分けたらって、そんな習慣プロ野球になかったのに。で、そんな言葉なかったことにすれば良いのに、今年もそれに縛られちゃって、ヤクルトつながりの三木監督も1年でクビにしちゃうから、監督のなり手なんていないよね。来年もこの「3段階に分けたらBクラス」縛りが有効と誰もが思うから。

石井GM兼監督のケース

こちらは、小倉監督の逆ケースじゃないかなぁと。楽天ってビジネスライクだから。自ら「3位はBクラスと一緒」と言う石井GMに、「じゃあんたやれ」とGM兼任で監督をやれと言うのは、自分で言ったんだから、ちゃんと成果を出せよということ。GMで編成権を持ち、監督で現場指揮権を持つならば、環境に不満はないだろという理屈。野球ってそんなんじゃないのに、自らそうしちゃった。しかしこれで石井氏は逃げ場がなくなった。

自分だけには逃げ場…残してる石井監督

逃げ場がなくなったかと思われた石井GM兼監督だが、この記事には、自分だけの逃げ場が用意されていることがわかる。

18年9月のGM就任後、一貫して「中長期的に常勝チームを作る」と改革を断行してきたが、歯に衣(きぬ)着せぬ発言や人気選手の流出などで批判も多かった。「何を言われてもぶれずにやっていく」と強調した石井新監督。結果で証明する必要がある。

ちょっと酷いようにも思える。「中長期的に常勝チームを作る」というのは、監督には適用されずに、GMの自分には適用するルールなのだから。ただし、2019〜2011年の3シーズンやってダメなら、GMとしての「中長期的に常勝チームを作る」もできなかったと言えるだろう。

フロントの罠

まあ、GMの責任を曖昧にしたまま、監督のクビを切り続けた石井氏にフロントは、最後通牒したということになる。

今後の予想

石井監督、きっと張り切ってしまうのだろう。キャンプとか。しかし、ベテランも中間もなかなかついていかないだろう。生え抜きの平石監督を1年でクビにし、ヤクルト時代にチームメイトだった三木監督にすげ替えるも、平石監督より悪い成績となってクビにせざるを得ず、自ら出てくることになった石井GM兼新監督。そういう監督の張り切りをチャンスとしてついていきそうな若手の台頭期待しか、来季の2位以内は望みがなさそうな気がする。で、3位以下となった時、石井GM兼新監督は、どのような進退を見せるのだろうか。GMは良いが監督が悪かったとして、監督のみ辞したら、これはこれで石井GM兼新監督らしいと言えばそうなる。