なんというか、どの言葉を切り取っても怖い行為を教諭が行っている。市もこれを争うことの意味を考えるべき。教諭だけの話から、市が率先して暴行となり得る行為を肯定してしまっている。裁判長は、ちゃんとしたというか普通の感覚の判断をしただけ。
記事
教諭がやったことはホラー
学年主任の教諭(当時)に廊下でポリ袋をかぶせられ、工作用のハサミで髪を切られた。
学年主任の教諭
学年の教諭で一番の人格者でないと務まらない人のはずが、こんなことしてるというホラー。
廊下で
廊下で暴行に及ぶなどというのは、通り魔みたいなもので完全にホラー。
ポリ袋をかぶせられ
ここはちょっと分からない。なぜにポリ袋?これについてはホラーというよりシュール。
切った髪が衣服に着かないようにするためのケープ代わりかもしれない。
工作用のハサミで
またもホラー。髪を工作用のハサミで切られたら、髪がメチャクチャになることは確定。その後、美容岩に行く必要がある。教諭は、美容院代をその場で払わなかったから裁判になったのかな?…そんなわけないか。
髪を切られた
本人が望まないのに髪を切る行為は刑法の暴行罪にあたる可能性さえある。教諭がそんなことをしちゃうと。
否定される市の主張
市は「衛生指導の後、女子生徒を通じ、母親の依頼を受けて髪を切った」と主張していた。
はずなのに、裁判長に、
(同意を得ても)髪を切る前に保護者に確認する必要があった
と、母親の依頼などないと否定されている。まあそうだろうね。こういう裁判は、中学生だけではできない。親が乗り出したから裁判になっているのに、親の依頼とか言っても通用しない。
行為としてダメ
裁判長は真っ当に、
髪を切る方法や態様も不適切だとした。
とも言っている。当たり前だ。やっていることは暴行の疑いがあることなのだから。衛生指導ということだが、生徒の衛生指導の前に、教諭が犯罪を犯さないよう、この教諭に対して、人間として最低限守るべきことの指導をすべきだった。衛生指導など、コロナ禍以降はまた別な話があるとして、この事件が起きた2016年ににおいてはほぼ不要であった。指導すべきことの優先度が完全に間違っている。
しかし、市は衛生指導だと主張したということは、衛生を守るためなら暴行も許容されると考えていることになる。裁判に勝つためとはいえ無理筋。でもこの論理が学校では通っているのだろう。やはりこれはホラー。