時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

【高校部活サッカー】新チームとなっても負けないのは良いことだけれど…


新体制になったけれど、公式戦のリーグ戦は先輩の跡を引き続き受け継ぐ形。先輩引退前から2年生が半分スタメンであったので、戦力が大きくダウンすることはない。対戦相手に3年生が残っているチームを迎えても、負けない。チームとしては順調に勝ちを重ねる。

追加スタメン入り同級生の少なさ

うちの子はスタメンで試合に出られているから喜んでいられるのだけれど、同級生のチームメートで新たにスタメンに上がった子が1人しかいない!逆に同級生の1人はスタメンを外れたから、2年生のスタメンは、先輩が抜ける前対比でプラスマイナスゼロ。競技サッカーは実力主義だから、そういうものとも思えるが、自分の代になったら…と思い頑張った子達もいるだろうからなぁ。とはいえ、練習試合を見ても確かに上手い1年生は上手いし。高校1年生となると、身体が出来ている子も多いので、1年の先輩後輩の体格差はほぼないから、先輩だからというアドバンテージは余りないのは分かるけれど、それでもねぇという感じ。

気づきはするけれど他人ごと

ただ、それでも小学、中学の時と違い、自分の子はスタメンで出ることができるから、これについて気づきはするけれど、憤るというか、悲しむというかそういう感情にまではならない。そういう点で人というのは、勝手な生き物だと思う。

U-12から全体で考えれば見え方が変わる

ただ、ここまでくるのにうちの子は、U-12以降、試合に出られないことでかなり苦しんできたし努力してきたとは思っている。それに対し、今、うちの子の高校のサッカー部の子たちは、中学までは当然にスタメンだった子が多いと思う。小学校で試合に出られなかった子は中学の部活ではサッカーをやめる子が出てくるだろうし、同様に中学校で試合に出られなかった子は高校ではサッカーをやめる子が出てくるだろう。学校が上がるに連れ、段々と試合に出ることが難しくなる。

そんな中学まではスタメンが当然みたいな子たちが高校で出場機会を失うのも、可哀想とは思うが、小学校からの全体で見れば、恵まれているとも言える。

小中とスタメンを最高学年の最後のあたりになってギリギリで奪ってきたうちの子が、高校でもサッカーを続け、そして1年時からスタメンを取れるようになったことは収支としては、小中で余裕のスタメンの子とそれほど差があるとは思えない。

うちの子が試合に出られなかった大きな理由は、単純に身長の成長パターンが小中の間ずっと悲惨で、明らかに同級生だからか1つ下の学年の子達よりも小さかった点だと考えている。それを努力で補おうとしてなんとかギリギリでスタメン入りすることを何年も行ってきた。それで身長が追いつき、クラムジー?も明けたから試合に出られるようになったと。これまで身長差があった故の努力が報われたと思っている。

今、うちの子の高校のサッカー部の同級生でスタメンになれない、もしくはAチームに上がれない子は、実際、小中学校時代はどうだったのだろうというのは気にはなる。その地区ではまあまあ強いとされる高校のサッカー部に入るというのだから、ほとんどの子がスタメンだったと思うけれど。