時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

結果論として単なる晩熟だったことは幸運だった


【前の投稿「成長期突入晩熟男子の身長の伸び」の続き】

うちの子は他の子との対比で身長を意識する幼稚園の年少の時からずっと背の順は先頭だった。中学2年でようやく成長期に入りそこで初めて2番目になった。それから少しずつ後ろになって高2で平均身長に到達した。結果的には単純に成長が2年遅れだったということで済んだ。これは運が良かったと思っている。

運が良かったのは、毎年平均的な成長量が確保できていたこと

うちの子の場合、基本的に毎年5センチ後半から6センチ前半の身長の伸びを維持していた。身長は同級生より大体1.5〜2歳下の水準だったのだが、2歳下だと考えれば、問題ない伸びを見せていた。つまり成長期に入るのが普通の子より2年遅ければ、平均身長に行くであろう成長ということだった。幸い成長期突入も綺麗に2年遅れてくれたおかげで、成長期に入る際の身長は一般的に言われる147㎝辺りであったと思われ、このため平均身長に至ることができたのだと思っている。未だ伸びているので最終身長は分からないけれど、もう他の子達はほぼ伸びが止まっているはずなので、最終身長は平均身長少し上あたりと考えている。

サッカー少年の親としては2年間の成長期の差は怖かった

成長期に入る直前1〜2年くらいは、身長の伸びが少し低下するらしい。大抵の子は9-11歳くらいでそれを経験する。これ、うちの子にもちゃんと起きているのだけれど、2年遅れだから、11歳〜13歳くらいにこれが起きている。その意味は、他の子が成長期に入ってガンガン伸びる時に、伸びが低下している。つまり身長差がそれまで以上にガンガン広がっているということ。まあ他の子達が小学校4-6年辺りで伸び悩んでいる時に追いついていた分だけまた引き離されたとも言えるけれど。身長は数字で表れるだけに差の拡大はキツかった。

"安定のスタメンフル出場"という経験も得た

中学までは人一倍練習してきても安定的には得られなかったスタメンフル出場という地位を高校の部活になって、ようやく確保できた。それも1年生の秋に。これは本人にとっては非常に良い成功体験になったと思う。これは他の子対比身長が同等になったからなのだよなぁ。ただ最近はチーム事情からのポジション変更やメンタル的な面もあって安定のスタメンフル出場というわけではなくなっているけれど。

来年は受験だから…

1年生後半からスタメンを獲得し、2年生の春夏も公式戦に出場したのだから、もう部活は辞めてしまって受験勉強に切り替えても良いのでは無いかなと親としては思っている。スタメンフル出場したと言っても、中の上のリーグに属する程度の高校で、サッカーで進学するというのはあり得ないわけで。小中学校でサッカーで悔しい思いをした分、身長的に平均に近づいた高校で、活躍できたという経験を得たのだから、もう人生経験的には十分ではないかとは思う。本人は口ではサッカーは嫌いとか今日は休むとか言っているけれど、本心からは辞める気は無い。これまでも今もチームで一番技術があると自他共に認めるのにフル出場させてもらえない悔しさから、今の状況をもっと味わいたいのだろう。それは分かるし高校サッカー部の経験は高校生の間でしかできないので、今を充実させるのは良いこととも思う。だから基本的には言わないけれど、しかし、もう受験勉強に入っても良いと思う。サッカー部は、インターハイではなく選手権予選があるから、フルで部活をやると夏の終わりから秋口まで部活やってることになる。これはねぇ…受験勉強始めるには遅いよね。