時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

成長期突入晩熟男子の身長の伸び


うちの子は幼稚園時代に気付いてからずっと平均身長対比1年後半〜2年くらい身長の伸びが遅れていたが、中2にようやく成長期に入り、それから3年、ようやく平均身長に追いついた。

成長期以降の伸び

成長期に入る直前の中1から現在の高2までの、それぞれ4月のうちの子の身長は次の通り。

学年  身長㎝  前年対比㎝
中1  141.7  6.4
中2  146.5  4.8
中3  158.3  11.8
高1  166.3  8.0
高2  170.8     4.5

高2の春段階で未だ前年対比で4.5㎝伸びているので、最終身長はもう少し高くなりそう。

成長期直前は身長の伸びが鈍ると何かで読んだが、ちゃんと中2の時には前年より伸びが鈍化している。体内時計すごい…のだけれど、出来たら全般的に身長の伸びを普通の人のタイマーにして欲しかった。

2年の遅れは成長期突入もちゃんと守られた

身長がずっと2学年下の子たちのそれだった。これは成長期突入も守られた。平均的には11歳半、つまり小5の秋から小6の秋あたりに成長期に突入する。うちの子は中2の春に突入したっぽい。つまり幸いに、体内時計は律儀に2年分の遅れを守った。だから最終的に…というか未だ成長途中であるが、平均身長に到達することができた。おそらく高校卒業する頃に最終身長になるのではないかな。

高校がターニングポイント

サッカー部に入った高1の春には平均身長対比で5㎝程度低い状況に縮まっており、中学時代のような、対戦相手やポジションを争う同じチームのライバルとの身長差が10㎝、20㎝という2学年上との戦いなのか?というような状態ではなくなっていた。そしてそのおかげもあってだと思うが高1の夏過ぎ、3年生が引退してしばらくしたらスタメンを得ることができた。

身長はフィジカルの大要素

身長が平均に近づくだけで、当たり負けしないようになるし、足も速くなる。体の大きさはフィジカルの大きな要素なので、身長が伸びたから早い段階でスタメンを得たと思っている。

身長差がなくなってきたことによるプレーの変化

吹き飛ばされてファウルをもらっていた立場から、突き飛ばしてファウルをもらう立場になったと言っている。中学と同じ感覚でプレーをすると、ファウルをもらう確率が格段に上がったと言っている。またこれまでなら倒されてファウルをもらえていたようなケースでもスルーされているとも言っている。身長差の有る無しで同じプレーでも見え方が違う。これは分からないでも無い。

背が小さくても負けん気は強かったから、体重も大きい相手にしていたことを、同じくらいの体格の相手にしたら、それは反則となっても仕方ないだろうなとは思う。

身長差がなくなっても変わらなかったプレー

中2くらい、つまり周りが成長期に入って爆発的に背が伸び、身長差がこれまで以上に大きくなって、体格差やスピード差から、ボールをあまり持たないプレーが多くなっていたが、これは高校に入っても変わらない。というか身体に染みついた癖なので、他者との相対的体格が変わってもそう簡単には変われないようだ。逆に良い点として、キックの精度は高校になってももチームで上位だと言っており、この能力は変わっていない。キック力は上がっているから、プレーの幅が広がるはず。まあ、中学サッカーと高校サッカーではそもそも他の人たちもキック力上がっているだろうけれど。

これから期待するプレー

高校部活サッカーも自分たちの代となり、もう部活も折り返しを過ぎたから思い入れも強くなるだろうし、後輩の台頭もあるだろうから、良い経験を積めると良いなと思う。そもそも今ポジション争いに巻き込まれないるようだし。

その上で、観客視点の親としては、もう少し個人プレーを増やして欲しいなと願う。中学までの時とは違って体格も並になり、スピードも出てきたのだから、直ぐボールを手放すプレーだけではなく、自分で保持して進むプレーもたくさん観たい。つまり、アシストばかりで満足するなと。

結果論として単なる晩熟だったことは幸運だった」に続く