権利だから提訴するのは良いのだけれど…
UNIQLOの製品が模倣と疑われるようなものが過去になければ全く別に気にならない話。しかし1年前に、他社のバッグをイメージさせるバッグを新作として出していたので、何か少し微妙な感じになる。
記事
ユニクロの2022年秋冬新製品バッグ
ユニクロが出したバッグでえっ?と思った記憶があるので、今回の提訴が微妙な感じがしてならない。
①ユニクロの2022年秋冬の新製品
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/update/272/
②CHROME社のYALTAシリーズの3世代目製品
https://www.chromeindustries.jp/products/blckchrm-yalta-3-0-backpack
上の製品が出た時、ファッションデザインは、ここまで寄せて大丈夫な世界なのか…と思った。これは今回の提訴の1年前の新製品だけれど、下の製品はそれより何年も前から販売され続けているモデル。バージョンアップが行われ既に3世代目。両者を見比べると控えめに言っても全体の印象がそっくり。このような製品投入をやってのけておいて、今回提訴するというの、なんというか、なんというかという感じ。
ユニクロがバッグを模倣されたと提訴という記事を見て、ユニクロが他社のバッグを思い出させるバッグを販売したことを思い出してしまったの、何とも皮肉。
人のふり見て我がふり直せという言葉があるけれど
今回のUNIQLOがSHEINを提訴したという話は、ユニクロが自分のほんの1年前のふりを見たら、他社のふりを提訴するというのは、利害関係の特にない第三者的に見たら、自分はやるけど、自分がやられたら提訴なのか…って見えてしまう。提訴したとは言うけれど、この先、判決まで行くということはあるのかな。ユニクロとしては、提訴したと言うニュースが拡散されれば目的は達成した感じかもしれないし。