テクノロジーの発達により、過去あった仕事がなくなるということがある。運転免許のある若者が、20年前と比べて650万人減ったと言って騒ぐ必要があるのだろうか。トラック1台に運転免許を持つ人間がちゃんと乗って運送する必要性が20年後もあるとは限らない。
記事
そもそも「物流人材」と言う表現が微妙な感じもするが。
テクノロジーの進化
iPhone誕生が2007年で15年前。ipod誕生は2001年で21年前。今回の比較は、iPhone誕生前夜の世の中の話。
20年後には、自動運転車が普通に普及しているかもしれない。そうなれば物流も大きく変わる。20年後に「物流人材」がレガシー技能になっている可能性はある。
未来の「物流人材」に大ダメージ
この表現の前提は、未来の「物流人材」も運転免許が必要だと言うことだが、どうなるか分からない。少なくとも、今より一層運転は楽で、より安全になることだろう。そうなった場合に、「物流人材」は重宝されるか否か不透明である。それどころか、完全に自動運転されるようになったら、運転免許の概念が変わるだろう。つまり、現在の運転免許を持っていることは何の意味も持たなくなる。
テクノロジーの進化を考慮せず運転免許を持つ若者の数の減少から、物流人材の将来を憂えるのは安易な気がする。他の考慮すべき視点も考えれば、運転免許取得者数で物流の未来を悲観する必要は無いのではないか。