時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

子供の低身長に対して10年以上試みてきたこと


うちの子は幼稚園の時から中学2年まで、ずっと身長順に並んだらクラスの男子で先頭。大体平均身長より10センチ強低い感じだった。親としてはそれが気になり、成長期に入るまで色々試した。ただそれらがどの程度有効であったかは、やらなかった場合の結果がないから分からない。色々やったのでどれかが効いた誰かが効かないどころか逆効果のものもあったのかもしれないけど、そういうことも分からない。その他の子育てに関することと同じで、やったケースとやらなかったケースの比較はできないから。

2学年下の身長だが成長期到来が2年遅れたので相殺されて平均身長近くに

感覚的には成長期までは学年下の平均身長といった感じだった。成長期到来年齢が平均より2年程度遅れたため、結果的に他の子たちにキャッチアップできて、高身長というわけではないが、平均身長近くに至ることができた。勢いは小さくなったがまだ少し伸び続けているので最終身長は平均を少し超えて終わるだろうと考えている。これは単に成長期到来が遅かったという運が良かっただけと思っている。成長期が遅れてくるか否かなど成長期が来てみないと分からないので、幼稚園時代から背を伸ばさないと…という考えが頭に常にあった。だから色々試した。ただ、高級なサプリを飲ませるとか、薬を飲ませるとかまではしなかった。普通の暮らしの範囲で試した感じと思っている。

というかやったことは、背の低い子の家庭で普通に行われていることしかしてないと思う。

伸び方

生まれた時は大きくはなかったが小さいわけでもなかった。ただ幼稚園に入る頃に気づけば先頭になっていたという感じ。その後はずっと平均的な伸びは確保していた。しかしこれは年齢が上がっても、幼稚園時代の差がそのまま残る形での伸びを意味するので、結局背の順に並ぶと先頭のまま中学入学になった。小学校高学年から中学時代は他の子が既に成長期に突入する中、うちの子は中学2年の春までは少なくとも成長期が到来しなかったので、その差は拡大して行った。サッカーに取り組んでいたうちの子が一番辛い体験をした時期がこの小学校高学年から中学2年の春頃になる。それは別のエントリで何回か書いたので今回は省略。

プロテイン系

セノビック

これは小学校低学年くらいから飲ませていた。劇的効果は感じなかったが、うちの子は抵抗なく飲んでいた。医薬品でもないし、背を伸ばす効果はそれほど期待せず、炭酸飲料を飲ませるよりはマシかと言う感じで考えていた。

ザバス(SAVAS) ジュニアプロテイン マスカット風味、ココア味

小学校高学年から真剣にサッカーに取り組むようになったため、セノビックから切り替え。粉を入れた水筒を持たせて練習後に水を入れて飲ませていた。中学も同様だが、部活なので帰宅直後に飲ませていた。ココア味のほうが減りが悪かった。こちらも炭酸飲料を飲ませるよりはマシかと言う感じで考えていた。

ザバス(SAVAS) アクアホエイプロテイン100 グレープフルーツ風味

中学からジュニアを卒業してこちらに変更。再び水筒に入れて持たせ、練習後に飲ませた。

こちらは、背を伸ばすと言うより、部活で活躍できる筋肉をつけるためという思いで本人は飲んでいた。

結果

効果は良く分からなかった。飲んだケースと飲まないケースの比較検証ができないので飲まなかったらどうなっていたかは分からない。ただ、やらないで後悔しなくないという観点から飲ませたという気持ちが強い。

しかしそれでも成長期に入るまでに身長が追いつくもしくは追いつきそうな期待が持てることはなかった。

食事

とにかく肉をたくさん食べるようにした。鶏、豚、牛を日替わりで食べさせるように心がけていた。魚は週に1日程度としていた。中学まではあまり食べる方ではなかったので、個人用の皿に多めに盛って食べさせていた。高校では部活で体重増加に取り組んでいたので、本人が自主的に食べるようになったが、それほど体重アップには繋がっていない。ただし、うちの子にとっては高校1年は未だ成長期だったので体重を維持するだけで身長を伸ばすには有効なのかもしれない。

鉄分取得のために鶏肝の甘辛煮を月に1回食べさせている。食べ過ぎは良くないとのことなので月に1回1パック作って、4日間でその半分を食べるようにさせていた。残りは家族で食べた。

しかしそれでも成長期に入るまでは身長が追いつくもしくは追いつきそうな期待が持てることはなかった。ただ身長の伸びが悪くなることもなかったので差がヤバいと思うほど拡がることもなかった。

睡眠

中学に入るまで1日10時間寝させるようにしていた。低学年のうちは夕飯を早めに済ませて19時には寝る準備、20時には布団に入らせていた。高学年でも1時間遅らせただけで21時前には就寝させていた。

しかしそれでも成長期に入るまでに身長が追いつくもしくは追いつきそうな期待が持てることはなかった。

医療

低身長の基準である-2SDギリギリの線を這い上がる感じで伸びていたので該当しなかった。

成長期到来遅れ

成長期到来は大体平均より2年遅れだった。成長期前は大体身長は毎年5センチ強伸びるので2年遅れの差は10センチ以上となる。これ、他の子が成長期に入る前くらいの小4くらいの時のうちの子と他の子の差程度。だから最終身長が平均程度になることになる。うちの子の体内時計は、そういうプログラムになっていたということと考えるのが妥当ではないかなと思っている。

結局

何が正解か不正解か分からなかった。

プロテイン、肉、睡眠と結果的には10年以上試してきたが、有効なのかどうかは分からなかった。どれも実感できる効果は感じられないので。やらなかった方が良い方も言えないし。成長期到来がかなり遅かったことは、うちの子の場合、平均身長に追いついた理由の1つだとは思える。しかし比較実験できないのでこれもなんとも言えない。だからと言って、やらなかったら後悔しそうなのでやったこと自体は悪くないと思っている。

多くの親がやっていると思うことをうちもやったと。ただそれだけの話だと思う。