日本語と少年サッカー

広く日本語に関わることとサッカーについて

ポジション争い


小学生のサッカーの選手繰り

8人制の場合、キーパーを除くと7人のフィールドプレイヤーが出場できる。トップ1、ミッド3、ディフェンス3というのが、まあよくある布陣。

小学生なのでチームで1、2を争うような上手な子はどこのポジションでもこなせてしまうから、監督が多くのポジションを経験すべきと考える人であれば、練習試合ならその子は他のポジションを色々やってみたりするので、自分の子とチーム1、2の上手い子のポジションが重なっていても、自分の子がある程度の評価を得ていれば試合に全く出られないということはないかもしれない。
しかし公式戦となると話は別で大体ポジションが決まってる。そうするとまあ、上手い子とポジションが重なるというのは、試合に出るのは困難であると同義語となる。

小学生サッカーのポジションは7つある(除くゴールキーパー)

ならば、7人の枠の中で争えそうな子のポジションを狙うのが試合出場の近道ということになる。しかし、既にレギュラーが固まっているチームに新たに入るような場合であれば、早く各ポジションの子の得手不得手を把握して、どこかにターゲットを絞ると良いだろう。

一方、まだレギュラーが固まっていないところに入る場合や、低学年のうちからそのチームに入っている場合はこの手は使えないので、ゴールキーパーを除く7つのポジション全てにおける他の子の長所短所を含む状況を注意深く観察しておく必要があるかもしれない。

ターゲットの絞り方

ターゲットを絞るといっても、他の子の長所短所から見て、客観的には一番試合に出られそうなポジションで求められるものが、自分の子の長所ではなく短所である場合もある。試合に出るためにポジション争いをどう進めるかは、考え方次第である。 この"考え方次第"の主語は、究極的にはプレーをする子供自身であるが、小学生はサッカーのみでなく、教育期間なので、親も保護者としてそこに加わることは、問題ではない。過保護や過干渉となると、それは好ましくはないけれど。

ポジション争いをどう進めるか

自分の子が苦手なポジションを避け別なポジションを探すか、今のポジションにおける短所を長所に変える努力をするか等、選択肢は色々ある。しかし、自分の子が試合に出るためのポジション争いを進めることに親が熱心になるあまり肝心なことを忘れてしまうのだけは避けたい。

プレイヤーズファースト

試合に出るためのポジション争いに、親がのめり込むと忘れてしまいそうなこの言葉。これを忘れたら、ポジション争いは子供のためではなく、親自身のために行うものになってしまう。

そもそも自分の子がどんなポジションでもよいから試合に出られたらという考えが既にこのプレイヤーズファーストから外れているかもしれない。しかしだからと言って、現在のポジションが、チーム1、2の上手な子と被っている場合に、正々堂々、真っ向勝負で争うというのも、生き方を教えるという点であまり教育的でない気もする。すんなり試合に出られる子であれば考えることさえないことが、試合になかなか出られない子の親は考えなければならないのである。