日本語と少年サッカー

広く日本語に関わることとサッカーについて

自分の子が出ない試合を冷静に観る


自分の子が出ない試合の応援ほどむなしいものはない。
でも、それは出られない現状を肯定してしまっているからかもしれない。
自分の子が出られらようにするにはどうすれば良いかの観点からは、自分の子が出ていない試合を観ることこそ大切なことと言える。

特に相手が自分のチームより強いときの試合。

試合に出られるかどうかは、要は自分のチーム内での相対的な上手さがポイントになる。
試合に出てる子より上手いとアピールできれば試合に出られる(たいていの場合)。

で、強い相手との試合の場合、自分のチームは相手に翻弄されているわけ。
攻撃は潰されるし、守りは崩される。

容易に推測できるように、自分の子が強いチームの選手の様に動ければ、自分のチームの選手に対し、優れていることをアピールしやすい。

つまり試合に出るためのアピールがしやすい。

何言ってるんだ、強いチームは技術が全然違うよ…と言われるかもしれない。

しかし、試合をよく見て欲しい。
強いチームの選手は確かに自分のチームから見たら非常に優れた技術をもっているだろう。

でも、自分のチームとの試合にはアクロバティックな技はそれほど出していないはず。
どちらかというと、相手を上手くかわすもしくは騙す技を使って極力走らない動きをしてると思う。

もちろん要所ではスピードを使うが、基本弱い相手には、相手を走らせ、自分は余裕を持ったプレーをしてるはず。
このような振る舞いは、頭の理解とちょっとした訓練で、ある程度のレベルまでは身につけられる。
少なくとも50m走を0.5秒縮めるよりよほど簡単だろう。

できれば、強いチームとの試合はビデオに撮ると良い。
相手の上手さを理解しやすいし、子供と共有できるのが大きい。

ちょっとした走り込む場所、タイミング、スピードの緩急のつけ方、走り出しのタイミングのようなボールを触らない時の動きや、重心の移動を上手く使った蹴るようで蹴らない、右に行くようで行かない、といった騙し方とかを自分の子と研究すると良いはず。

できれば自分の子が出ている試合だとベストだけれど。

自分の子が出ない試合も、そういう目で見れば、少なくとも見たくないという気持ちは薄れるのではないかな。
自分のチームの試合に出ている子の弱点を探す気持ちになれば、逆に真剣に観ることになる。