時々のこと

子どものサッカーについて。小学校から遂に高校までたどり着きました。その他時々のこととか。

【試合に出るために】背の低い子のサッカードリブル


背の低い子が試合に出るためにすべきことの内、ドリブル力の向上に着目してみます。サッカーの場合、大抵は体が大きい方が有利だし、試合出場機会が多いのですが、実は背が低いことで得することもあるのです。

ドリブルが上手くなるにはサッカーが上手くなれば良い…なんてアドバイスする人もいる

ネット検索すると、体力に優れていない子のドリブル向上策といいながら、読むと、ボールキープ力とキック力、そして体幹を鍛えましょうみたいなことが書かれているものとかあって中々難しいねと思います。ボールキープ力とキック力に体幹もあったら、ドリブル力向上というより、それだけでスタメン間違いなしでしょ、それができないからどうしようかというのに。そして、ボールキープ力やキック力の具体的向上策は書いていないと。いやそれ、何も書いていない。サッカーの試合に出る秘訣は、サッカースキルの向上ですと言っているのとほとんど変わらない。

しかしここでは、背が低い子のドリブル力向上に貢献するであろう具体的方法を書いていきます。まあ、一応技としてはJリーグどころかヨーロッパのビッグチームの選手も行なっている技なので覚えて損はないです。しかも難しいことはなく、意識さえ持てばできるので試す価値ありです。

具体的方法

基本の理論

背の低い子のドリブルのポイントは、ボールと相手の間に自分の体がある限り、接触した場合、高確率でフリーキックが得られます。背の高い子が背の低い子に肩で当たりに行っても、肩同士当たることはなく、上から被さるような形になります。それで潰されればフリーキックとなりやすいですし、肩透かしになればそのままドリブル出来ます。当たられたら高確率でFK…これ、本当に効きます。

心がけること

背の低い子がドリブルで敵を抜くために必要なこと。ドリブルしていて、相手が近づいてきたら、相手とボールの間に体を入れる…これを心がければ良いだけです。最初にすべきことは、並走しているなら、ボール、自分、敵という形で外側の足でアウトサイドのドリブルで走り続ければ良いし、正面に敵と対峙しているなら、敵がボールに足を出せる距離になる前に、自分が進行方向ではない向きになって、敵、自分、ボールとなるようにすれば良いです。

その後の動き

これは、次のリンク先を見てください。これは、足の遅い子を対象に書いていますが、やることは同じです。違いは、敵とボールの間に自分がいる限り、敵が押して体勢が崩れたらフリーキックになりますが、背の低い子はFK獲得確率が非常に高くなります。これは、身長差、体重差があると、吹っ飛んだり倒れたりしやすいからです。

・敵を抜くドリブル技術(並走編

・敵を抜くドリブル技術(正対編

サッカーは敵に背を向ける武道

まあ、普通、武道であれば、敵に背を向けるのは危険極まりないのですが、サッカーの場合、敵に背を向けると逆に良いことがたくさんあるということを心がければ、ドリブルの未来がひらけます。